グアルディオラ監督「素晴らしいプレーで頂点に」=クラブW杯・バルセロナ来日会見

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「目標はもちろん王者になること」と高らかに宣言したグアルディオラ監督 【スポーツナビ】

 8日に開幕した「TOYOTA プレゼンツ FIFA クラブワールドカップ ジャパン 2011」(以下、クラブW杯)に出場する欧州代表のバルセロナが12日、横浜市内のホテルで記者会見を行った。
 会見にはジョゼップ・グアルディオラ監督、DFカルレス・プジョル、DFダニエウ・アウベスが出席し、クラブW杯への意気込みを語った。
 バルセロナは15日、アジア代表のアルサッドと横浜国際総合競技場で準決勝を戦う。この試合の勝者は18日の決勝に駒を進める。

目標はもちろん王者になること

――チーム全体でイベントなどもあると思うが、練習以外の時間はどのように過ごすつもりか? 例えば自由時間なんかはあったりするのか?

 選手たちには滞在期間中にできるだけの自由時間を与えて、リラックスしてもらおうと思っている。例えば明日のお昼前後、東京見物などに行かせたいと思う。とにかく試合が始まる前に、今まで蓄積してきた疲れを取れるよう、リラックスしてもらいたいと思う。そして自分たちのコンセントレーションを上げて、その難しい試合に臨んでもらいたい。選手たちは代表チームでも同じ経験をしているので大丈夫だと思うが、できるだけ試合前にリラックスして、試合では全神経を集中させて、プレーしてもらいたいと思っている。自分たちはもちろんクラブW杯の王者になることを目標にしている。集中するところとリラックスするところの兼ね合いをうまく図りながら、チームの士気を高めていきたいと思っている。

――選手たちはこのクラブW杯をどのように考えているのか? どのような姿勢で試合に臨みたいと思っているのか?

 今回は時差の調整に力を入れている。そして選手たちには『こういった大きなチャンスは人生でそんなに数あるものではない。目の前にチャンスがあるのだから、それを全力でつかみにいけ』と言っている。あと、今晩までできる限り寝ないようにと言った。昼寝をしたいなら短時間にしろと。自分たちにとってこの大会は非常に重要だと思っている。モンテレイやエスペランスが頑張ったという話も聞いている。自分たちも彼らに負けないように頑張りたいと思う。2年前のファイナルは非常に大変な思いをした(注:エストゥディアンテスに延長の末2−1で勝利)。今回はもっと素晴らしいプレーを皆さんに見せた上で、頂点にまで上り詰めたい。

――監督は92年のトヨタカップでサンパウロと対戦したと思うが、その時の思い出を教えてほしい

 その日のお昼ぐらいは非常に暑かった思い出がある。その時も時差に苦しんだ。相手が本当に強く、素晴らしかった印象がある。

――準決勝で対戦するアルサッドはカタールのチームだ。監督も以前、カタールでプレーしていたわけだが(編注:アルアハリでプレー)、今回カタールのチームと対戦することについてどう感じているか?

 アルサッドとは何回か対戦したことがある。2年ほど家族と一緒にカタールに住んでいた。非常に良い国だとリスペクトしている。今回対戦できるのは非常にうれしい。

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