アルゼンチン代表のテベス「サポーターから罵声を浴びるのはつらい」=コロンビア戦後選手・監督コメント
開催国のアルゼンチンは2試合連続のドロー。サポーターからはブーイングを浴びせられた 【写真:AP/アフロ】
以下は、試合後のアルゼンチン代表選手・監督のコメント。
カルロス・テベス(マンチェスター・シティ)
(コロンビアは)手ごわい相手だった。パスを回しながらの攻撃がなかなかうまくいかなかった。(今大会は)全試合がハードなものになると分かっている。(母国のサポーターから)罵声(ばせい)を浴びるのはつらいが、この状況を変えられるかどうかは、われわれ自身に懸かっている。
ガブリエル・ミリート(バルセロナ)
思い通りのプレーができなかったことも、サポーターからブーイングを浴びたことももちろん面白くないが、これが現実であり、これがサッカーだ。本来のレベルでプレーできなかったことは自分たちが一番よく分かっている。まだ(グループリーグ突破の)可能性は残されているので、必要以上にドラマチックになることはない。ゲーム直後に反省するのは難しいが、後で冷静に分析して次につなげたい。
セルヒオ・バティスタ監督
この2試合で思い通りのゲームが展開できず、秩序のないプレーとなってしまった。正確なパスで効果的に攻撃を仕掛けられるガゴを(後半途中から)投入し、中盤でひし形を作ってゴール前への到達率を高めようとしたが、チームとして機能しなかった。中盤から前線までの流れがスローだったために、選手たちが焦る場面も見られた。(グループリーグ最終戦のコスタリカ戦で)勝てば勝ち点5となって決勝トーナメントに進出できる。(コスタリカ戦は)われわれにとってはファイナルだ。
(イグアインのようなセンターFW、パストーレのようなゲームメーカーを入れることは構想にないのか?)そういったアイデアはもちろんある。わたしは基本的に一度作戦を立てた以上、試合ごとに(プランを)変えることはあまり好きではないが、もしかしたら“9番”(センターFW)が必要かもしれない。
(コロンビア戦では勝ち点2を失ったのか、勝ち点1を獲得したのか?)勝ち点2を失ってしまった。次の試合に向けて、今日の試合を見直して分析し、戦術を変える必要があるかどうかを吟味したい。この選手たちを信じているし、われわれがやっていることにも自信がある。
<了>
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