アルゼンチン代表のメッシ「取り乱すほどのことではない」=ボリビア戦後選手・監督コメント
開幕戦でノーゴールに終わったメッシ。アルゼンチンはボリビアと引き分けた 【写真:ロイター/アフロ】
以下は、試合後のアルゼンチン代表選手・監督のコメント。
リオネル・メッシ(バルセロナ/スペイン)
(後半開始早々の)思わぬ失点にやられた。クン(アグエロ)のゴールのおかげで同点に追いつくことができたけれど、目標(勝つこと)を達成できなかったのは残念だ。まだこれから改善できるところを、少しずつ直していかなければならない。もちろん、今重要なのは冷静さを失わないこと。(初戦で)勝てなかったからといって、取り乱すほどのことではない。残された2試合で勝つだけだ。
セルヒオ・アグエロ(アトレティコ・マドリー/スペイン)
これは(大会の)デビュー戦。冷静になってミスを直すだけだ。現代のサッカーはそれほど甘くないから、ライバルに勝つこともたやすいことではない。やれるだけのことはやったけど勝てなかった。僕らは最終的に何度も相手ゴール前に到達できたけれど、追加点はならなかった。ツキがなかった。もっとボールを持てるようにして、はっきりした形で攻められるように改善すべきだ。
カルロス・テベス(マンチェスター・シティ/イングランド)
いいプレーができなかった。初戦が容易でないことは分かっていた。相手(ボリビア)は中盤で積極的に競り合った。(結果を)主審のせいにするわけにはいかない。ファンは、僕らがどの試合も5−0で勝てると思っているかもしれないが、そうではない。いかなる試合も楽勝はできないだろう。
セルヒオ・バティスタ監督
(同点は)予想外の結果だったが、まだ(大会は)始まったばかりだ。次の試合までにゆっくりと今日の試合の反省点を見直し、改善できるようにしたい。デビュー戦は難しいもの。もちろん勝ちたかったが、チームが見せたパフォーマンスには満足している。選手たちは全力を尽くしてくれた。
(次のコロンビア戦に向けて戦術を変えるか)いや、何も変えるつもりはない。ミスを改善するだけで、そのミスもさほど多くはない。まずは、グループステージを突破するために集中して、チームを改善していきたい。バルセロナのようにプレーさせるつもりはない。われわれが目指しているのは、バネガとメッシを中心にボールを支配しながら攻めること。これから試合を重ねていく上で調整していくつもりだ。今日できなかったことをできるようにするだけで、それができるだけの選手はそろっている。
(ゴールになかなか到達できなかったことについて)バリエーションはあるので、改善して相手ゴールをもっと攻められるようにしたい。繰り返すが、大会はまだ始まったばかりだ。
<了>
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ