鉄人クートゥアの息子ライアンは判定負け=ストライクフォース結果
ハイが判定勝利もインパクト残せず
一回り大きなムルハームが左を伸ばして前に出る。ハイはサウスポーの構えから右、左ローを繰り出し、シングルレッグでテイクダウンを奪った。すぐにスタンドに戻ったムルハームにニータップからすぐにテイクダウン。ムルハームがまたも、すぐに立ち上がる。右ストレートを伸ばしたムルハームは、3度目のテイクダウンを許すと同時にヒールフックを仕掛ける。
ハイが足を引き抜くと同時に立ち上がったムルハーム。右ハイから、右ストレートを放っていくが、またも簡単にテイクダウンを許す。再びヒールから、足にしがみつくムルハームをスタンドへ逃がしたハイの左がヒットする。引き込むようにハイのテイクダウンを受けたムルハームはクローズドガードを取るも、足が開くとハイはスタンドに戻る。残り10秒を切り、5度目のテイクダウンに成功したハイだが、両者とも持ち味がハッキリし、相手の領域で戦わないため、全く噛み合わない試合となった。
2R開始早々、左手を伸ばしニータップを決めたハイ。ラバーガードを防ぎ、今度はガードの中へ飛び込む。腰をコントロールしたハイに対し、スイッチからリバーサルを狙ったムルハームだが、立ち上がった直後にまたもテイクダウンされた。ケージを蹴って腕十字を仕掛けるムルハームに、勢いのある左の鉄槌を落としたハイは、足を利かせるとすぐにスタンドへ戻る。
ハイはスタンドに戻ると、直後にテイクダウンを決める。テイクダウン+スタンドアップ・ショーが続くなか、ムルハームのシッティングガードを潰してバタフライガード、シッティングからのシングル、ダブルを切り、パウンドを一発落としてスタンドへ戻る。
続くテイクダウンに、踏ん張ることなくガードを取るムルハームにハイは腰をコントロールする。試合は同じペースのまま最終回へ。右目尻をカットしたムルハームは逆転をかけた3Rもすぐにテイクダウンを奪われる。ハイはラバーを狙われたが一本足を抜いて、ムルハームに思うような攻めを許さない。
その後も2度に渡りテイクダウンを奪ったハイが、ダースチョークへ。首を引き抜いたムルハームは、立ち上がりながらシングルを見せたがトップを奪えない。残り90秒を切り、腰をコントロールされ続けるムルハームは立ち上がることができない。バックを取りながら立ち上がったハイが、ここで豪快なスラムを見せる。
最後までガードを取るものの、仕掛けがなかったムルハーム。ハイが3-0の判定勝ちを収めたが、テイクダウン以外強いインパクトを残すことはできなかった。
ハイが足を引き抜くと同時に立ち上がったムルハーム。右ハイから、右ストレートを放っていくが、またも簡単にテイクダウンを許す。再びヒールから、足にしがみつくムルハームをスタンドへ逃がしたハイの左がヒットする。引き込むようにハイのテイクダウンを受けたムルハームはクローズドガードを取るも、足が開くとハイはスタンドに戻る。残り10秒を切り、5度目のテイクダウンに成功したハイだが、両者とも持ち味がハッキリし、相手の領域で戦わないため、全く噛み合わない試合となった。
2R開始早々、左手を伸ばしニータップを決めたハイ。ラバーガードを防ぎ、今度はガードの中へ飛び込む。腰をコントロールしたハイに対し、スイッチからリバーサルを狙ったムルハームだが、立ち上がった直後にまたもテイクダウンされた。ケージを蹴って腕十字を仕掛けるムルハームに、勢いのある左の鉄槌を落としたハイは、足を利かせるとすぐにスタンドへ戻る。
ハイはスタンドに戻ると、直後にテイクダウンを決める。テイクダウン+スタンドアップ・ショーが続くなか、ムルハームのシッティングガードを潰してバタフライガード、シッティングからのシングル、ダブルを切り、パウンドを一発落としてスタンドへ戻る。
続くテイクダウンに、踏ん張ることなくガードを取るムルハームにハイは腰をコントロールする。試合は同じペースのまま最終回へ。右目尻をカットしたムルハームは逆転をかけた3Rもすぐにテイクダウンを奪われる。ハイはラバーを狙われたが一本足を抜いて、ムルハームに思うような攻めを許さない。
その後も2度に渡りテイクダウンを奪ったハイが、ダースチョークへ。首を引き抜いたムルハームは、立ち上がりながらシングルを見せたがトップを奪えない。残り90秒を切り、腰をコントロールされ続けるムルハームは立ち上がることができない。バックを取りながら立ち上がったハイが、ここで豪快なスラムを見せる。
最後までガードを取るものの、仕掛けがなかったムルハーム。ハイが3-0の判定勝ちを収めたが、テイクダウン以外強いインパクトを残すことはできなかった。
2R攻防が勝敗分けた女子ウェルター級戦
バッドにすぐに組みつかれ、ケージを背にしたデランダミーは6角形のコーナーまで移動したが、そのままテイクダウンを許す。バッドは力任せにギロチンに出るデランダミーのワキを差して首を引き抜く。
ハーフから肩パンチを見せたバッドはマウントへ。ケージ際でブリッジを狙うデランダミーに対して、体を起こしたバッドがパウンドを連続で落とす。そのまま腕十字を仕掛けたが、ここで両者は態勢を入れ替え、トップを奪ったデランダミーがスタンドへ戻る。
一発のヒザをボディに受けただけで、再びダブルレッグでデランダミーをドライブしたバッドが再びテイクダウンに成功。クローズドガードを取り続けたデランダミーだったが、そのままの態勢で初回を終えた。
ほとんど攻撃を受けていなかったが、左目の下を腫らしたバッドは、2R開始直後にワンツーを受ける。それでもバッドは右を伸ばし、そのまま組みつきケージへとデランダミーを押し込む。ワキを差し返し、態勢を入れかえたデランダミーがヒザを突き上げる。
再び体勢を入れ替えたバッドのテイクダウンに、デランダミーはケージを2度ほど掴んでスタンドをキープ。バッドは執拗にシングル、ハイクラウチとグリップを変えて、テイクダウンへ。サイドを奪うとボディにヒザ突き刺す。デランダミーはケージを蹴り上げ、立ち上がると首相撲からボディにヒザを放つ。
必死に組みつくバッドにデランダミーもワキを差しかえようとするが、ここでもテイクダウンを奪われる。ハーフから腰をコントロールするバッドにデランダミーはギロチンの体勢を取ったが効果は薄い。最終回、右目の下も腫れ上がるバッドは打撃戦は避けたまま試合を終えたい。
しかし、遠い距離からのテイクダウ狙いを潰され、パンチを受けたバッドは姿勢を崩しグラウンドへ。ヒールを狙ったバッドに構わず、パウンドを落とすデランダミー。シッティングからシングルを仕掛けたバッドに対してギロチンから後方へ1回転して、トップをキープする。
ハーフからエルボーを落とし、デランダミーのワキを差すバッド。デランダミーは構わず、重いパウンドを落とし続ける。足を払ってパウンドを放ったデランダミーに組みついたバッドは、ここで起死回生のダブルレッグ。再びガードを強いられたデランダミーに対し、バッドはトップキープに徹しきる。
レフェリーのアクションの声に、細かいパンチを落すバッドは、デランダミーの三角絞めを潰し、インサイドで頭をつけたまま押さえ込みに。ここでレフェリーがブレイクを命じると、バッドはシングルレッグへ。取られていない方の足で、ジャンビングニーを見せたデランダミーだが、ここでテイクダウンを許し、タイムアップをキャンバスに肩を付けた状態で迎えた。
ダメージを与えたのはデランダミー、コントロールはバッド。2Rの攻防をどのようにジャッジが判断するか。結果はジャッジ三者とも29−28でバッドを支持。デランダミーも敗北を認め、バッドを抱え上げてからケージを後にした。
ハーフから肩パンチを見せたバッドはマウントへ。ケージ際でブリッジを狙うデランダミーに対して、体を起こしたバッドがパウンドを連続で落とす。そのまま腕十字を仕掛けたが、ここで両者は態勢を入れ替え、トップを奪ったデランダミーがスタンドへ戻る。
一発のヒザをボディに受けただけで、再びダブルレッグでデランダミーをドライブしたバッドが再びテイクダウンに成功。クローズドガードを取り続けたデランダミーだったが、そのままの態勢で初回を終えた。
ほとんど攻撃を受けていなかったが、左目の下を腫らしたバッドは、2R開始直後にワンツーを受ける。それでもバッドは右を伸ばし、そのまま組みつきケージへとデランダミーを押し込む。ワキを差し返し、態勢を入れかえたデランダミーがヒザを突き上げる。
再び体勢を入れ替えたバッドのテイクダウンに、デランダミーはケージを2度ほど掴んでスタンドをキープ。バッドは執拗にシングル、ハイクラウチとグリップを変えて、テイクダウンへ。サイドを奪うとボディにヒザ突き刺す。デランダミーはケージを蹴り上げ、立ち上がると首相撲からボディにヒザを放つ。
必死に組みつくバッドにデランダミーもワキを差しかえようとするが、ここでもテイクダウンを奪われる。ハーフから腰をコントロールするバッドにデランダミーはギロチンの体勢を取ったが効果は薄い。最終回、右目の下も腫れ上がるバッドは打撃戦は避けたまま試合を終えたい。
しかし、遠い距離からのテイクダウ狙いを潰され、パンチを受けたバッドは姿勢を崩しグラウンドへ。ヒールを狙ったバッドに構わず、パウンドを落とすデランダミー。シッティングからシングルを仕掛けたバッドに対してギロチンから後方へ1回転して、トップをキープする。
ハーフからエルボーを落とし、デランダミーのワキを差すバッド。デランダミーは構わず、重いパウンドを落とし続ける。足を払ってパウンドを放ったデランダミーに組みついたバッドは、ここで起死回生のダブルレッグ。再びガードを強いられたデランダミーに対し、バッドはトップキープに徹しきる。
レフェリーのアクションの声に、細かいパンチを落すバッドは、デランダミーの三角絞めを潰し、インサイドで頭をつけたまま押さえ込みに。ここでレフェリーがブレイクを命じると、バッドはシングルレッグへ。取られていない方の足で、ジャンビングニーを見せたデランダミーだが、ここでテイクダウンを許し、タイムアップをキャンバスに肩を付けた状態で迎えた。
ダメージを与えたのはデランダミー、コントロールはバッド。2Rの攻防をどのようにジャッジが判断するか。結果はジャッジ三者とも29−28でバッドを支持。デランダミーも敗北を認め、バッドを抱え上げてからケージを後にした。
ストライクフォース「Challengers」
6月24日(金・現地時間)米国ワシントン州ケント ショーウェア・センター
<ライト級 5分3R>
○カロス・フォドー(米国)
(判定3−0※30−27、30−27、29−28)
●ジェイムス・テリー(米国)
<ライト級 5分3R>
○マット・ライスハウス(米国)
(判定3−0※29−28、29−28、29−28)
●ライアン・クートゥアー(米国)
<ヘビー級 5分3R>
○ロレンツ・ラーキン(米国)
(判定3−0※29−28、29−28、29−28)
●ジャンピエロ・ヴィレンテ(米国)
<ウェルター級 5分3R>
○ジェイソン・ハイ(米国)
(3−0※30−27、30−27、30−27)
●ウィン・ムルハーム(米国)
<女子ウェルター級 5分3R>
○ジュリア・バッド(カナダ)
(判定3−0※29−28、29−28、29−28)
●ジャーマイン・デランダミー(オランダ)
<ライト級 5分3R>
○カロス・フォドー(米国)
(判定3−0※30−27、30−27、29−28)
●ジェイムス・テリー(米国)
<ライト級 5分3R>
○マット・ライスハウス(米国)
(判定3−0※29−28、29−28、29−28)
●ライアン・クートゥアー(米国)
<ヘビー級 5分3R>
○ロレンツ・ラーキン(米国)
(判定3−0※29−28、29−28、29−28)
●ジャンピエロ・ヴィレンテ(米国)
<ウェルター級 5分3R>
○ジェイソン・ハイ(米国)
(3−0※30−27、30−27、30−27)
●ウィン・ムルハーム(米国)
<女子ウェルター級 5分3R>
○ジュリア・バッド(カナダ)
(判定3−0※29−28、29−28、29−28)
●ジャーマイン・デランダミー(オランダ)