――対戦する佐藤耕平選手は１９３センチ、１２０キロ

　デカいですね。巨人ですよ、巨人。

――会見ではボディースラムで思いっきり叩きつけられてましたけど

　死ぬかと思いました（苦笑）。フラフラになってるところにジャーマンをやられかけて『おい、俺やばい、死ぬんちゃうか』って。皆が止めてくれて助かりましたけど。でもあれがあったからこそ、もっと練習して絶対にコイツを倒す、と思えましたね。

――どうやって倒すんですか？

　よくぞ聞いてくれました。これ、コードネームがあるんです。『進撃の巨人』です！

――「進撃の巨人」！！

　佐藤耕平の弱点は首の裏にあるんです（ニヤリ）。深〜くえぐってやりますよ！

――『不気味な巨人＝佐藤耕平』（笑）。なるほど、イメージしやすい

　分かりやすいでしょう（笑）。僕の中では、佐藤耕平がマットに倒れていくイメージができているんです。あとは実行するだけなんですけど、あの体ですからね。潰されたらどうしよう（苦笑）。く、食われたくねえー！！

――ちなみに『進撃の巨人』の作者の諫山創さんは長島選手のファンだそうですね

　らしいですね（笑）。すごい面白い漫画ですし、試合も見に来てほしいですね。これ以上の詳しい作戦の部分は言えないですよ。あとは見てのお楽しみです。

――今、橋本大地選手ともスパーリングでやり合っているんですね

　一緒に練習して、いろいろとアドバイスももらってて、今はプロレスの一先輩ですね。

――大地選手の蹴りやレスリングのセンスはどうですか？

　蹴りに関しては正直、負けてないと思います。でも実際凄いと思いますよ。両国に８０００人ぐらい入って、あの注目の中で自分の動きを出せるだけで能力が高いと思いますし、実際引き込まれましたもん。『こんなに動けるんや。凄い！』って。大地、武藤、蝶野の闘魂三銃士そろい踏みで全部持っていきましたよね。だって『爆勝宣言』が掛かって『橋本、橋本』ってコールしながらみんな泣いてるんですよ。僕もウルっと来ましたからね。みんな爆勝宣言で橋本コールがしたかったんですよね。実際、僕も一時期は着メロを爆勝宣言にしてましたから（笑）。

――長島選手も負けていられないですね

　みんなにぜひ会場に来てもらって、思いっきり『乙コール』をしてほしいですね。

――今回のプロレスデビューで伝えたいことはありますか？

　新しいことに挑戦する怖さもあるんですけど、それ以上に楽しみ、そして充実感っていうのが大きいです。もちろん批判する人も一杯いると思うんですけど、自分の決めた道で、自分の好きなことなんで、迷わず突き進んで、皆が納得できるようにするしかないし、する自信がある！　『迷わず行けよ、行けば分かるさ』なんですけど（笑）。応援してください。

――長島選手は阪神大震災の体験者で、今回の震災後はいろいろな募金活動に積極的に参加してましたけど、そういう意味でも試合で勇気を見せられたらいいですね

　そうですね、怖いことに挑戦して、耐え抜いて、勝ち抜いていきたいし、そういうのを見て勇気とか希望を与えられたら、そういうのが僕らエンターテイナーの仕事ですから。

――ズバリ、会場やネットなどで見ている人を沸かせる自信はありますか？

１００パー、沸かせますよ（キッパリ）。やべえ、まためっちゃ自分にプレッシャー掛けてる！！（笑）。

　長島☆自演乙☆雄一郎はこう断言した。
「絶対に言えるのは『格闘家のプロレス』にはしたくないんです」
　格闘家特有のぎこちないプロレスでも、ベテランレスラーの熟練のプロレスでもない「自演乙のプロレス」とは一体どんなプロレスなのか。５月５日、ブシロードレスリングに注目せよ。

５月５日（木・祝）東京・後楽園ホール　開場１７：３０　開始１８：３０

長島☆自演乙☆雄一郎
佐藤耕平（ＺＥＲＯ１）

田中将斗、柿沼謙太（ＺＥＲＯ１）
中西 学、キング・ファレ（新日本プロレス）

ヴァイス＆シュヴァルツ
大谷晋二郎、崔　領二

ブラック★ロックシューター
謎のマスクマン

【出場予定選手】

飯伏幸太、男色ディーノ、中澤マイケル（ＤＤＴ）