グルクフ監督「ヨアンはミランの38歳の選手と馬が合わなかった」=リーグアン第20節プレビュー
約2カ月ぶりの復帰が見込まれるグルクフ(中央)。父クリスティアン率いるロリアンと対戦する 【Getty Images】
第20節の主な見どころは、リールを含む4チームの首位争い、さらに首位と勝ち点3差で5位につけているマルセイユの動向、新たに就任した2人の監督(ランスのラディスラウ・ボローニ監督、モナコのローラン・バニド監督)のさい配などだろう。
そんな中、注目したいのはリヨン対ロリアンの“親子対決”だ。11月21日のランス戦以来、けがと病気のため欠場していたヨアン・グルクフがこの試合で復帰する見込みとなっている。父(クリスティアン・グルクフ)が指揮するロリアン戦での活躍が期待される。
以下は、ロリアンのクリスティアン・グルクフ監督の試合前日のコメント。
マルディーニのグルクフ批判には悪意がある
ヨアンの活躍についていろいろ言われているが、彼は昨年11月21日以降プレーをしていない。ピッチでのプレーを見て評価すべきだ。良いプレーばかりではないが、何もプレーしていない選手に対して悪いとは言えないだろう。選手はけがをしている時、自己弁護ができない。今日では、ピッチでのプレーを語らず、インターネット上で飛び交ううわさや、一部のメディアのいい加減な報道が広がり、何も言わずに放っておくと収拾不可能になる。ごまかしたり、決まりきったことを言えない選手にとっては難しい。
(元ミランの同僚パオロ・マルディーニのグルクフ批判について)悪意があることは明らかだ。意味のない“告白”でヨアンが答える必要はない。適応に問題があったのは確かだ。ミランで起こったことはよく知っている。ミランは閉鎖的で古い選手が多い。それが問題だった。ヨアンは38歳のとある選手と馬が合わなかった。わたしの唯一の願いは、彼にプレーの楽しさを再び見いだしてほしいということだ。どんな選手でもそうだが、サッカー選手としてプレーするには、ゾクゾクするような喜びが必要なのだ。
リヨンは以前に比べはるかに安定している
リーグアン第20節 TV5MONDE
TV5MONDE Japonでは、フランスリーグ、フランス代表の試合などを放送している 【TV5MONDE Japon】
リヨン対ロリアン
1月16日(日)04時55分 生中継
1月16日(日)10時00分 録画再放送
Windows、Macのパソコン上にて、フルスクリーン高画質でご覧いただけます。1200円/月で登録後、すぐ視聴可能。
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