世界クラスのタッグチーム復活! 邪道・外道がV=新日本プロレス

タカハシ

棚橋34歳誕生日を飾れずも「小島を倒すのはオレしかいない」

34歳のバースデーを飾れなかった棚橋(左)、しかし小島打倒を改めて宣言 【t.SAKUMA】

 セミファイナルではスペシャルマッチとして、小島、望月、シーサー組vs.棚橋、ライガー、サムライの6人タッグが行なわれた。この日が34歳の誕生日となる棚橋はゴング前から小島を挑発し、小島と棚橋による今夏のG1決勝と同カードでのスタートとなる。2人の対戦は会場全体を一層ヒートアップさせる激しい攻防となるが、続けて登場したジュニア戦士たちも「オレたちが主役の舞台だ!」とばかりに熱い戦いを繰り広げる。

 試合中盤ではシーサーに逆エビ固めを決めた棚橋が、コーナーの小島を「来てみろ」と挑発する場面も見られたが、その後はライガーの吊り天井固め、カンパーナといったルチャの伝統的関節技や、シーサーの倒立式の雪崩式フランケンシュタイナー、棚橋と望月の攻防といった見せ場が連続する。
 その後は再び小島と棚橋の対決になるが、小島はダイビング・エルボー、棚橋はラリアットをかわしてのスリング・ブレイドと互角の攻防となり、最後は乱戦になったところを小島がサムライからラリアットで3カウントを奪った。

 せっかくの誕生日を勝利で飾れなかった棚橋は、試合後「やっぱり小島を倒すのはオレしかいない」とだけコメントを残した。

真壁「怒りの導火線に火をつけた」、田中に復讐予告!

憎き田中への復讐のため、真壁(右)は次期シリーズ強行出場を断言した 【t.SAKUMA】

 試合前には今月3日の田中将斗との対戦で首を負傷し、以降欠場を続けている真壁刃義が緊急会見を行なった。コルセットを首に巻きながらも強気な発言を連発し、田中へのリベンジのために次期シリーズ全戦参加での復帰を強行する構えを見せた。

 以下は真壁のコメント。

真壁「試合を組まないなら組まざるをえない状況に持っていくだけ。オレがどういう行動に出るかは分かっているだろう? (首の状態は?)腰抜けドクターが『頼むから休んでください』と言うから休んでいるだけだ。オレにとっちゃあ、どうでもいい事だ。いつも言っている通り『プロレスは生きざまを見せる戦い』。こんな事でヘコたれてたら笑いものになっちまう。これくらいで引き下がるようならプロレスラーはやっていない。
 田中はオレの怒りの導火線に火をつけた。次期シリーズには意地でも間に合わせてやる。田中との試合でテーブルやイスが出るのは、いつでもあり得る話。オレにトドメを刺し損ねたのはヤツの最大のミステイクだ。それを分からせてやる。リング上でこのオレを沈めてみろ!」
■新日本プロレス「J SPORTS CROWN 〜SUPER J TAG LEAGUE〜」最終日
11月13日(土)東京・ディファ有明 観衆:550人(超満員札止め)

<第6試合 SUPER J TAG LEAGUE 優勝決定戦 無制限1本勝負>
●ロッキー・ロメロ、デイビー・リチャーズ
(23分00秒 クロスフェイス・オブ・JADO)
○邪道、外道
※邪道、外道組がリーグ戦を優勝

<第5試合 スペシャル6人タッグマッチ 30分1本勝負>
○小島聡、スペル・シーサー、望月成晃
(14分12秒 ラリアット→体固め)
●エル・サムライ、獣神サンダー・ライガー、棚橋弘至

<第4試合 SUPER J TAG LEAGUE Aブロック公式戦 30分1本勝負>
○田口隆祐、プリンス・デヴィット(3勝1敗=6点)
(9分04秒 後方回転足折り固め)
●マスカラ・ドラダ、ラ・ソンブラ(2勝2敗=4点)

<第3試合 SUPER J TAG LEAGUE Aブロック公式戦 30分1本勝負>
○デイビー・リチャーズ、ロッキー・ロメロ(3勝1敗=6点)
(10分06秒 シャープシューター
●NOSAWA論外、FUJITA(1勝3敗=2点) 
※リチャーズ、ロメロ組が優勝決定戦に進出 

<第2試合 SUPER J TAG LEAGUE Bブロック公式戦 30分1本勝負>
邪道、○外道(3勝1敗=6点)
(13分47秒 横入り式エビ固め)
●KUSHIDA、AKIRA(2勝2敗=4点)
※邪道、外道組が優勝決定戦に進出

<第1試合 SUPER J TAG LEAGUE Bブロック公式戦 30分1本勝負>
○金本浩二、タイガーマスク(3勝1敗=6点)
(11分58秒 変型アンクルホールド)
●野橋太郎、フジタ“Jr”ハヤト(1勝3敗=2点)

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