不振のリヨン、ピュエル監督「サッカーに集中することが重要」=リーグアン11節プレビュー
リヨンは現段階ではピュエル監督(写真)の続投を発表した 【Bongarts/Getty Images】
チャンピオンズリーグでは快勝しているリヨンだが、国内リーグでは、前節(10節)でも最下位のアルル・アビニョンに1−1と引き分け。開幕から10試合でわずか3勝しか挙げておらず、14位と低迷している。
サポーターからの不満も高まる中、ピュエル監督の今後の舵取りはどうなるのか。リーグアン第11節、リヨンはソショーをホームに迎えて戦うが、もはや後がない状況で迎える一戦となる。
以下はピュエル監督の談話。
サッカーに集中することが重要
多くのチャンスを生かし切れなかった。後半は選手たちにも疲労が見えた。戦局が不利な時には、ボールをキープすることをもっと学ばねば。良い動きをしていても最後に、コントロールし切れない場面が多くあった。
――オラス会長の発言について
わたしにとってはデッドラインというものはない。会長は状況を明確にし、冷静に取り組めるようにするため発言した。大切なのはわれわれがまとまること。サッカーに集中することが重要だ。内部では、毎試合後、反省点を洗い出し総括を行っている。会長の発言も、総括としてのもので、最後通告の結果というものではない。今後、スタッフそれぞれ役割も尊重されるだろうし、わたしはわれわれのやるべきことを中心に行えるようになり満足している。
――最近のクラブ周辺のメディアの批評について
選手たちへ影響がないよう配慮している。1カ月前から、プレーは良くなっている。今のところそれが常に結果に反映されてはいないが、意識的には変わってきている。サッカーに集中することが重要だ。
――交代選手が良いプレーをすることについて
選手たち全員をあてにできることが一番重要だ。試合に出場できずがっかりする選手もいる。若手が伸びてきていることは心強い。パリ・サンジェルマン戦ではそれを感じた。試合には負けたが内容は悪くなかった。若手を育てることは重要だ。
――サポーターとの関係について
心配はしていない。われわれがサッカーに集中するようになれば、自然と改善する。
――ソショー戦について
左後方が相変わらずいないため、MFキム・シェルストレムとMFミシェル・バストスをプレーさせざるを得ないだろう。MFジャン・マクンとFWジェレミ・トゥラランは疲労しているので、休ませないと。何人かプレーできるか定かでない選手がいるが、心配はしていない。
<了>
リーグアン第11節 TV5MONDE
TV5MONDE Japonでは、フランスリーグ、フランス代表の試合などを放送している 【TV5MONDE Japon】
リヨン対ソショー
10月31日(日)01時55分 生中継
10月31日(日)09時55分 録画再放送
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