ボクシング世界チャンピオンにとって防衛戦は必須!? 世界プロボクシング
カルザゲ(右)は21度、ホプキンスは20度の防衛記録を持つ 【(C)NAOKI FUKUDA】
ボクサーにとって世界チャンピオンは究極の目標ではあるが、その立場に立った後は義務も生じる。防衛戦の履行である。「防衛してこそホンモノのチャンピオン」とまで言われるほどだ。今回は、そんな世界チャンピオンの防衛記録を紹介しよう。
チャンピオン=最強を維持するための最善策
チャンピオン制度は120年以上に確立された 【(C)NAOKI FUKUDA】
チャンピオン制度が確立された近代ボクシングの歴史は約120年に及ぶが、世界チャンピオンの防衛回数記録は以下のとおりだ。
(1)ジョー・ルイス(米国)ヘビー級=25度
(2)ダリウス・ミハエルゾウスキー(ポーランド)ライト・ヘビー級=23度
(3)リカルド・ロペス(メキシコ)ミニマム級=22度
(4)ジョー・カルザゲ(英国)スーパー・ミドル級=21度
スフェン・オットケ(ドイツ)スーパー・ミドル級=21度
(6)バーナード・ホプキンス(米国)ミドル級=20度
偉大なルイスの防衛記録
日本人ボクサーの最長防衛記録は具志堅の13回 【(C)NAOKI FUKUDA】
ちなみに日本のジム所属の世界チャンピオンの防衛記録は、以下のとおりである。
(1)具志堅用高 ライト・フライ級=13度
(2)長谷川穂積 バンタム級=10度
(3)ユーリ・アルバチャコフ フライ級=9度
60年以上前の大記録の更新へ
ジョー・ルイスの最長防衛記録25回を更新する選手は現れるのか 【(C)NAOKI FUKUDA】
ルイスの大記録は60年以上も破られていないが、いつの日かこれを更新するチャンピオンが現れるのだろうか。
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Written by ボクシングライター原功
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