※以下は会見後の囲み取材でのコメントの要旨。

長友　本当にテレビで初めて（選出を）知ったので、ドキドキ、キュンキュンしながら（テレビを）見ていました（笑）。ベッドに座って見ていましたけど（会見が）始まったら（背筋を伸ばしながら）こういう感じです。（ＤＦ７人のうち６番目と）名前を呼ばれるのも遅かったので、焦りましたけど、名前を呼ばれた時は「よし！」って感じでした。

　意外だったのは、選出された人より、直さん（石川直宏）が入ってないところですね。絶対入ると思っていたし、入ってほしかったし。直さんの分までっていう気持ち？ もちろん（持っている）。そうやって（選ばれなかった選手の思いを）背負ってやれないといけなし、直さんの分も思いっ切りやりたい。
（予選リーグで敗退した）北京五輪の悔しさは世界の舞台でしか晴らせないと思っていたので、絶対Ｗ杯に出て、自分が成長したところを見せたかったし、自分自身へのチャレンジでもあるので、相当の覚悟で臨みたい。

今野　名前を聞いた時は、自分はあんまり喜びを表現するのが得意じゃないんですけど、かみ締めるっていうか、頭が混乱するっていうか、ほっとするって感じじゃなかったですね。Ｊリーグで実力のある選手だとか、ＦＣ東京の選手だとか（メンバーに）入っていなくて、（代表は）狭き門なんだなと。そこに自分が入るのは夢みたいだし、責任感とかプレッシャーみたいのもあって、喜んでる場合じゃねえな、と感じています。

　いろいろなポジションができるのが自分の長所ですけど、どこで勝負したいというのはないですね。監督が必要としてくれるポジションで仕事をしたいと思うし、どこ（のポジション）で出るか分からないので、いろんな準備をしていくつもりです。
　やるからには世界を驚かせる、日本が躍動して、あきらめない姿勢だったり、泥臭く９０分間走り回るということを想像するとすごく興奮するし、そういう試合をしたいと思いますね。

＜了＞