熱かった天龍ファンたちよ、新宿に集まれ!
折原、“6時半の男”百田相手に大乗り!
“6時半の男”百田と対戦する折原(右)は過去の苦い経験から「マジで10分を超える試合をする」と意気込む 【t.SAKUMA】
百田光雄(フリー)vs.折原昌夫(メビウス)
第一試合は百田光雄vs.折原昌夫。
折原によると百田光雄にはトラウマ的なものがあるらしい。何しろ全日本の新人時代、百田はご存知“6時半の男”と言われて、折原のような新人の大きな壁となっていた。折原はさんざん百田にやられまくり、勝ったこともなければ10分を超える試合もやったことがなかったのだ。
折原が言う。
「当時、アナウンサーに“折原、今回は10分を超えられるか”と必ず言われていましたからね。僕の目標はマジで10分を超える試合をすることなんです!」
そんなわけで折原の意気込みは並々ならぬものがあり「あの力道山の息子をおちょくるようなことをしてやりたい。トンパチ・マシンガンズで登場してやろうかなと思っています」とのことだ。
あんまり張り切って、またしても10分超えられなかったりして(笑)。
いずれにせよ、百田も自分の中で引退の時期を考えているらしく、一つ一つの試合を大事にしていきたいと思っている。とくに自分を必要としてくれる場所なら、思い残すことはない。きっとファンの心にも“6時半の男”を刻み込んでくれることだろう。
◇ ◇ ◇
「ハッスルがああいうことになって、晴れて天下の素浪人になり、この天龍プロジェクト開催を決めた。(初代タイガーマスクも言っていたが)プロレスは大衆娯楽のトップと思う。そこを目指していきたい。ファンに楽しんでもらえるプロレスを提供していく。そういう覚悟でやっていく!」という天龍。
我が身一つで自由に暴れまくるのが「天下の素浪人」。今後も天龍の自由な発想がプロジェクトに発揮されていくことだろう。
天龍PROJECT
<メーンイベント>
天龍源一郎(天龍PROJECT)、高木三四郎(DDT)
嵐(ドラディション)、ディック東郷
<セミファイナル「インターナショナルジュニアヘビー級王座決定戦3WAYマッチ」>望月成晃(DRAGON GATE)
横須賀享(DRAGON GATE)
谷嵜直樹(DRAGON GATE)
<第3試合>
井上京子(NEO)、澤宗紀(バトラーツ)
豊田真奈美(フリー)、矢野啓太(バトラーツ)
<第2試合>
ベアー福田(フリー)
チャンゴ
<第1試合>
百田光雄(フリー)
折原昌夫(メビウス)