レオナルド監督「デイビッドの負傷はショック」=ACミラン公式サイト・インタビュー

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キエーボ戦で左アキレスけんを断裂したベッカム。W杯出場は絶望的となった 【Getty Images】

 ミランは14日、セリエA第28節でキエーボを迎え撃ち、後半ロスタイムのクラレンス・セードルフのゴールで1−0で勝利。12日に敗れた首位のインテルに、勝ち点1差まで迫った。本来であれば勝利を喜びたいところだが、この試合でデイビッド・ベッカムが左アキレス腱を断裂。ベッカムの負傷がチームに暗い影を落とした。
 以下は、キエーボ戦後のレオナルド監督のコメント。

「彼の苦しみを思うと手放しでは喜べない」

 こんな夜はほかにない。ただ、デイビッドの負傷はショックだった。劇的な勝利だったが、彼の苦しみを思うと手放しでは喜べない。デイビッドの貢献度はみんな分かっているし、彼は本当に素晴らしい選手だ。ピッチ上でも、軽いけがではないことは見て取れた。彼も腱を痛めて筋肉が伸びるのを感じたという。残念だ。われわれにとっては大きな痛手、思ってもみなかった大打撃だ。

(ベッカムが終了間際に負傷し)10人になっても点が取れた。これは通常ならあり得ないことだ。喜びもあれば悲しみもある――それが今年のミランだが、これから落ち着いていかなければ。こんな思いをするとは誰も思っていなかったし、わたしにとっても予想外だ。だが、わたしとミランのきずなは強く、今もここにいられて幸せだと思っている。いいことと悪いことが交互に起きるが、いずれにせよ、このチームはそれを制御するだけの力があると思う。だからここまで来られたんだ。

(途中出場で決勝点を決めたセードルフについて)彼は人間的にとても強い。厳しい時期を理性で越えて、信じ難い熱意をもってピッチに帰ってきた。シーズン序盤とはフォーメーションが変わったが、今はこれがミランだというカラーが確立している。それを前面に出すのが難しいときもあって、前半は苦戦を強いられた。いずれにせよ、自分たちのカラー、攻撃のスタイルを今後もキープしていくつもりだ。

(セリエA優勝の行方は?)主導権を握っているのはインテルで、問題はあるにせよ、彼らは強い。われわれは変に計算せずに、問題はあっても、1戦ずつ歩みを止めることなく進んでいかなければならない。最後はティフォジ(ファン)のみんなに一言。彼らも僕らとともに戦ってくれた。本当に素晴らしいティフォジに恵まれている。

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