東海大望洋高、悲願の甲子園初出場が濃厚=センバツ出場校予想・関東地区編
早くもドラフト1位候補に名が挙がる東海大相模高の149キロ右腕・一二三 【写真提供:高校野球ドットコム】
149キロ右腕・一二三を中心に東海大相模高が頂点へ
不調のエースをカバーし花咲徳栄高が準優勝
ベスト4に進出した東海大望洋高は悲願の甲子園初出場が濃厚。プロも注目する本格派右腕の長友昭憲(2年)と、花咲徳栄高との準決勝で好投した尾澤賢人(2年)の2枚看板を強肩捕手・坂本拓弥(2年)が支える。前橋工高は準々決勝の千葉商大付高(千葉)戦で延長13回日没引き分けを経験。翌日の再試合ではエース・平井東(2年)がマメを潰しながらも2失点と粘り、準決勝に勝ち上がった。東海大相模高には完敗したが、平井に加え、控え投手の内山哲次郎(1年)も肩痛ですぐに降板するなど、万全でなかったのは否めない。県大会後に就任した24歳の小暮直哉監督は前橋高時代に捕手としてセンバツに出場したが、早大ではラクロス部に所属したという異色派。若い監督がこの冬にどうチーム力を向上させられるか。
5番手は桐蔭学園高か、千葉商大付高か!?
21世紀枠には2年連続で関東大会に出場した水戸桜ノ牧高(茨城)が候補となった。県内有数の進学校である同校は、県大会ではここ4年間で夏秋計4度の決勝進出し、この秋は初めて優勝を果たした。
<了>
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