ミランは１８日、ホームでのローマ戦に２−１で勝利し、４試合ぶりの白星を飾った。試合後、レオナルド監督は選手たちの闘志と、全員が自分たちの実力を知りながらもチームとして一丸となり必死で戦ったことに対し、大きな喜びをあらわにした。

　今日の試合へのモチベーションは、自分たちの中から沸いてきたものだ。３試合続いて満足のいかない結果を出し（２分け１敗）、われわれは決して晴れ晴れとした気分ではなかったこともある。今夜は試合開始と同時に全力で打って出た。前半は本当に暗中模索という感じだったが、後半は全員から闘志を感じた。個々の働きというより、今夜はチーム全体で勝利をつかんだんだと思う。

（後半開始のアバテからインザーギへの選手交代について）わたしはブラジル人だし、常に攻撃的なサッカーを目指している。われわれはコンパクトなサッカーを追求しているが、この後半はピッチを広く使って相手陣内でプレーしようというもくろみがあった。それが成功したね。

（審判の判定について）いろいろ取りざたされているみたいだが、彼らの方にもわれわれの方にもＰＫがあったと思う。ただ審判の判定を分析するのは好きじゃない。今夜のこの勝利が分岐点になるかどうかは分からないが、大事なのはコンスタントに結果を出すことだ。自分たちに実力があることは分かっているが、同時にチーム全体のバランスをとることも必要だ。

（この日欠場したＧＫのストラーリについて）筋肉の後遺症なのかどうか、明日検査をするつもりだ。いずれにせよ、ほかの選手も復帰しつつある。そこがわれわれの強みだろう。

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