レオナルド監督「チューリヒ戦は大切な一戦」=ACミラン公式サイト・インタビュー
CL初戦のマルセイユ戦で白星スタートを切ったミランは30日にチューリヒと対戦する 【Getty Images】
レオナルド監督とアンブロジーニのコメントは以下の通り。
レオナルド監督「とにかく前へ進み続ける」
こうも試合が続くと楽じゃないのは確かだ。試合終了から48時間、そして次の試合まであと24時間。われわれは前の試合の結果にこだわらずに、次の試合に挑むべく課題を解決しなければいけない。心配はしていない、監督というものは常に話題に挙がるものだ。
チームの問題は全体的なもので、フィジカルの問題じゃない、(27日の)バーリ戦でミランが走らなかったというのは正しくない。われわれは攻めることを目的にチーム作りをしていて、攻撃への組立てがうまくいかないときは苦境に立たされる。今はフォーメーションについていくつかのオプションを探しているところだ。もっと展開を速くしなきゃいけないし、もっと前でボールを奪わないといけない。相手陣内でもっとプレーできればゴールチャンスも増えるだろう。バーリ戦はそのつもりで臨んだが、試合開始から10分を過ぎると相手がスペースを生かし始めた。結局、そのプレースタイルにわれわれは押し込まれる形となってしまった。
自信は結果によって得られるもので、(セリエA開幕戦の)シエナ戦や(CL初戦の)マルセイユ戦の試合後、われわれは大きな自信を持っていた。今あるものを壊して新しいことを取り入れることばかりが能じゃない。つまり、フォーメーション変更という問題ではない。なぜならトップチームの選手の顔ぶれはこの4−3−1−2というフォーメーションに合うものだからだ。また、試合中でもその都度オプションは見つけられる。プレーがうまくいっていないときのオプションは必要。それについて考えているところで、それだけでなく、すべてのことに関してもわれわれは考えている。
今のこの時期はすべての試合がこれまでの巻き返しのきっかけとなる。われわれが目指しているのはコンパクトなサッカーをすること。コンスタントに好調を維持できるように自信をつけることだ。
チューリヒは今年もさして変わっていないが、トータルサッカーをするチームだ。リーグ戦ではやや苦戦しているが、ともあれ昨年の(スイスリーグの)優勝チームだ。
(目標については)とにかく前へ進み続けること。その結果、このチームがどこまで行けるかが分かるだろう。まだいろいろと振り返る時期ではない。今までは白星をコンスタントに挙げられていないし、現時点で評価を下すのは難しい。われわれは1戦1戦を考えていく必要がある」
アンブロジーニ「もっといいプレーをしないと」
(フォーメーション変更の可能性については)選手たちは常に応じる姿勢だけれど、単に結果が出ていないだけということもある。僕らには自信があるし、これまでやってきたことがしっかりと将来のための力になっている。とはいえ、異なるフォーメーションを使うことは、攻撃面でも守備面においても1つの解決策になり得るかもね。
ただ、フォーメーションよりも大事なのは、きちんとプレーすること。その上でいくつかポジションを変えても、それですべてがひっくり返るようなことはないだろう。選手側からすれば、これまでにやってきたことをベースにしてきた安心感というのはある。
いずれにせよ、何かを変えればプレーの仕方も変わる。選手はそれぞれ持ち味があるからね。とにかく選手は提案されたことはすべてやってみるつもりだし、それをどのようにするべきかと考えなきゃいけない。もっと練習して、もっといいプレーをしないとね。それも近いうちに」
<そのほかの情報は、acmilan.comで>
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