光岡、五味を倒したゴリアエフと対戦=1.4戦極の乱

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1.4「戦極の乱」で五味を倒したゴリアエフとの対戦が決まった光岡 【スポーツナビ】

 2009年1月4日に行われる「戦極の乱2009」(さいたまスーパーアリーナ)の追加対戦カードとして、光岡映二vs.セルゲイ・ゴリアエフのライト級ワンマッチが決定。15日、都内のジム和術慧舟會RJWで光岡が会見を行い、20日後に迫ったニューイヤーイベントへ向け意気込みを語った。

 光岡は11.1「第六陣」のライト級GP準決勝で北岡悟にヒールホールドで極められ、わずか1分16秒で敗退。「何が起きたか分からなくて……すごい音が鳴って、そのときは痛くなかったが、後から痛みが出てきた」と、一瞬の出来事を振り返る光岡。この試合で右足首の三角じん帯を損傷したが、その1週間後のオファーを「まさか出られるとは思ってなかった」と即答でOK。2週間後には練習を再開し、現在はほぼ完治し「ガッツガッツ練習してます」と、コンディションは心配はないようだ。

勝者はライト級王座次期挑戦者に大きく前進

北岡戦で痛めた右足も完治し決戦へ準備は万端 【スポーツナビ】

 対戦相手は「第六陣」で五味隆典を倒す大番狂わせを起こしたゴリアエフ。その風貌から昨年の修斗で勝利したヨアキム・ハンセンを思い出しという光岡は、五味を苦しめた長いリーチを活かしたジャブを警戒。171センチの光岡に対しアゴリアエフは183センチと身長差は12センチもあるが、普段から180センチ以上の門馬秀貴や岡見勇信ら長身のチームメートを試合をしており「苦ではない。大丈夫」と不安を一蹴。「今度の戦いでは本来の動きを見せて圧倒して勝ちたい。心が折れるくらいボッコボコにしてやります」と、北岡戦の汚名返上を誓った。

 また、今大会で初代戦極ライト級王者が決まるが、来年夏前に初防衛戦を行う予定で、この一戦の勝者も挑戦者の有力候補となる。光岡のほか、廣田瑞人、横田一則の「F4」も候補で、戦極以外の試合内容も参考にして挑戦者を絞っていくという。光岡は「(北岡への)リベンジもあるけど五味選手とも戦いたい……どっちが勝っても戦いたい!」とベルトに熱い視線。五味を倒した男にきっちり勝って次期挑戦者に名乗りを上げる構えだ。
<セルゲイ・ゴリアエフのコメント>
 戦極のような世界トップレベルの大会に、二度目の出場ができることを非常にうれしく思います。光岡選手はとても素晴らしい選手であると同時に、とても危険なファイターです。だから私は、今回の大会でベストファイトと賞賛されるよう、私が持っている力の全てを出し尽くすことを、戦極ファンの皆様に約束したい。1月4日にお会いしましょう。よろしくお願いします。

戦極の乱2009

2009年1月4日(日) さいたまスーパーアリーナ 開場14:00 開始16:00

【決定対戦カード】

<ライト級ワンマッチ>
光岡映二(和術慧舟會RJW)
セルゲイ・ゴリアエフ(MMA BUSHIDO)

【既報対戦カード】

<戦極ライトヘビー級 ワンマッチ>
吉田秀彦(吉田道場)
菊田早苗(GRABAKA)

<戦極ライト級チャンピオンシップ>
五味隆典(久我山ラスカルジム)
北岡 悟(パンクラスism)

<戦極ミドル級チャンピオンシップ>
三崎和雄(GRABAKA)
ジョルジ・サンチアゴ(アメリカン・トップチーム)

<戦極ヘビー級 ワンマッチ>
中尾“KISS”芳広
アントニオ・シウバ
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