修斗２０周年シリーズの第４弾大会「修斗伝承４（１１月２９日・後楽園Ｈ）」で日沖発と対戦することが決まった佐藤ルミナが、対戦決定発表と公開練習をシューティングジム東京で行った。

　公開練習では主にグラウンドテクニックを披露。試合までまだ１カ月以上あるものの「７月にも試合をしたかった」というルミナはコンディションも上々の様子で、こまのようにくるくると回り、次々と優位なポジションを奪取して見せるなど好調をアピールした。

　ルミナ対日沖は修斗２０周年シリーズ第１弾大会（５月３日・ＪＣＢホール）の候補カードとして調整が進められながらも、日沖のけがにより消滅。およそ半年を経て実現を見ることになった両者の対戦だが、ルミナは日沖のリーチに対し、特に強い警戒を示す。

「イメージはありますけど、あれだけリーチの長い選手っていないですよね。特殊な体型なんで、仮想とするスパーリングパートナーもいません」（ルミナ）

　現在の修斗ランキングでは日沖が５位、ルミナが６位に位置しており、ルミナは“格上の年下”に挑む格好となるが「普通に考えて日沖選手に分があるでしょう。僕はいつも挑戦者の気持ち。特にここ数試合の連敗で負けを恐れなくなった」と話す。
　また、シリーズタイトルの「修斗伝承」については「僕はもうプロになって１４年、僕より年上で現役やってる選手も少ないですから誰とやっても伝承になりますよね」と笑顔で話していた。

■“修斗伝承４”ＲＯＡＤ　ＴＯ　２０ｔｈ　ＡＮＮＩＶＥＲＳＡＲＹ
１１月２９日（土）東京・後楽園ホール　開場１７：３０　開始１８：００

【対戦決定カード】

＜ライト級　５分３Ｒ＞
［世界同級５位］日沖　発（日本／ＡＬＩＶＥ）
［世界同級６位］佐藤ルミナ（日本／ｒｏｏｔｓ）

＜フライ級　５分２Ｒ＞
ＡＴＣＨアナーキー（日本／パラエストラ東京）
室伏カツヤ（日本／ｒｏｏｔｓ）

【既報対戦カード】

＜世界ライト級チャンピオンシップ　５分３Ｒ＞
［王者］門脇英基（日本／和術慧舟會東京本部）
［挑戦者］リオン武（日本／シューティングジム横浜）

＜フェザー級　５分３Ｒ＞
田澤　聡（日本／ＧＵＴＳＭＡＮ修斗道場）
扇久保博正（日本／パラエストラ松戸）

＜ウェルター級　５分３Ｒ＞
ウエタユウ（日本／ＰＵＲＥＢＲＥＤ京都）
風田　陣（日本／ピロクテテス新潟）

【出場予定選手】

［世界ウェルター級王者］中蔵隆志（日本／シューティングジム大阪）