【DDTフェス】DISH//危機一髪 男色ファイトに会場悲鳴 音楽ライブとプロレスの融合にファン熱狂
DISH//は男色殺法に対抗し特訓で開発したDスラッシュを炸裂してディーノを撃退 【写真:前島康人】
DDT初の試みとなる同イベントには、DDTの選手がほぼフルメンバーで参加。会場にはステージとリングが設置され、音楽ライブとプロレスの試合が交互に行われた。トータル6時間半にも及ぶイベントの最後には、高木三四郎大社長が「2回、3回と行っていきたい」と、意気込みを語った。
会場はステージとリングが設置され、音楽ライブとプロレスの試合が交互に行われた 【写真:前島康人】
続いてカメレオ軍vsマッチョ29軍による全面対抗戦へ。まずは筋肉自慢の男たちが歌って踊るマッチョ29、ビジュアル系のカメレオがそれぞれライブ。続いてバリバリのビジュアル系に変身した大鷲透&赤井沙希&島谷常寛のカメレオ軍と、筋肉自慢の諸橋晴也&才木玲佳&レディビアードによるマッチョ29軍が対戦した。
しかし、試合開始のゴングが鳴らされたのがすでに16時14分。実はビアードが17時からNHKの生放送に出演しなければいけないため、ハイペースで進む中、キングボンビー化した大鷲が諸橋を投げようとしたところ、突然、顔にビジュアル系メイクを施し、体にはマッチョ線を描いた高木三四郎大社長が乱入。オイシイところ獲りの高木がラリアットを放ち、諸橋を丸め込んで3カウントを奪うと、いがみあっていた両軍が和解して一致団結した。
孤軍奮闘LiLiCoはワンチューロへ毒霧攻撃 【写真:前島康人】
続く「BLACK OUT presents タッグマッチ」では、LiLiCo&ゴージャス松野による超異次元タッグが実現。LiLiCoは松野の胸にもたれかかり、脚を絡め、熟年同士のアダルトな雰囲気を充満させる。
だが、先発を決める場面で、松野がLiLiCoに説教。「プロレスの厳しさをオレが教えてやる」と、自ら先発するも、何もできずにメッタメタにやられてLiLiCoにタッチ。あきれ果てたLiLiCoが孤軍奮闘し、ワンチューロへ毒霧攻撃。すかさず松野が丸め込んで3カウントを奪った。試合後、BLACK JAXXから副賞のBLACK OUT1年分が送られるも、LiLiCoが独り占めした。
DJステカセキングの音楽をバックにヨシヒコも奮闘 【写真:前島康人】
やられまくっていた菊タローだが、『サンライズ』が流れた途端、ウエスタンラリアットで反撃。続いて『UWFのテーマ』になると、ヨシヒコのハイキックが菊タローにヒット。石井がキャプチュード。『J』では菊タロー組がジャンピングニーから「オーッ!」。『スカイハイ』ではヨシヒコがクロスボディーを連発。『炎のファイター』では、ヨシヒコが菊タローにアリキック。さらに石井にナックル、延髄斬り、卍固めを決めると、高梨、KUDOもこれに続き、3人卍固めで勝利をつかんだ。
高山も平田GO!メガネを装着し、ノリノリのダンス 【写真:前島康人】
続いて、このフェスのためにDDT内で結成された大石真翔&勝俣瞬馬&MAOによるアイドルユニットNωAが、デビュー曲の『ネバギバ☆I LOVE YOU』をフルコーラスで生歌熱唱。続いて、作詞・勝俣、作曲・MAO、振り付け・大石による新曲を初披露しようとするが、流れてきたのは高山善廣のテーマ曲。結局、歌えないまま試合開始となる。
平田の踊りたい欲とNωAの歌いたい欲が火花を散らす中、高山組が3人で平田GO!メガネを装着し、ノリノリのダンスから丸め込んで勝利。敗れたNωAは失意のまま退場。一方、勝利した高山組は、セコンドに就いていたアップアップガールズ(仮)と記念撮影に収まった。