松山英樹、数字に表れた不調の要因 データで見る全英オープン
パットで崩れた初日
ただ、ショットで作ったチャンスを生かせなかった。初日のパット数は「32」。5番ホールではグリーン奥のカラーから3パット(スコア上は2パット)しボギー。続く6番は1メートル、7番は3メートルのバーディーチャンスを逃すなどパッティングでリズムを悪くした。
■第1ラウンド 5番ホール 209ヤード パー3
フェアウェイキープ率 93%
パーオン率 72%
平均飛距離 304ヤード
パット数 32
グリーンをとらえきれない現状
■第2ラウンドのスタッツ
フェアウェイキープ率 57%
パーオン率 28%
平均飛距離 226ヤード
パット数 27
風の影響もあったが、グリーンをとらえきれない象徴的なホールが16番パー5。この時点でトータル5オーバーでカットラインまで1ストローク。バーディーなら予選通過の可能性を残したが、約135ヤードの3打目はグリーン左のバンカーに入りボギーとした。
「16番で(バーディーを)取れば分からない状況だった。ただ、その16番でボギーを打っているようじゃ話にならない。そういうのが最近続いている」(松山)
左サイドのピンに対し左に外すらしからぬミスは、現在の不調を顕著に示した一打だった。
■第2ラウンド 16番ホール 554ヤード パー5
残すメジャーは「全米プロゴルフ選手権」(7月28〜31日)。どこまで修正して最後のビッグイベントを迎えることができるか。
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