競馬記者が選んだ『史上最強マイラー』 GI5勝目に挑むモーリスもランクイン

競馬専門紙「優馬」

競馬専門紙「優馬」トラックマンアンケート

 香港を制圧して凱旋となるモーリスや、ドバイが悲願のGI制覇となったリアルスティールが出走する安田記念。特にモーリスは「史上最強マイラー」という声もチラホラ……。そこで今回は『日本競馬史上最強のマイラー』がどの馬なのか、優馬・競友の記者達に答えてもらいました!

アンケート結果(複数回答可)

15票 タイキシャトル
6票 モーリス
4票 ニホンピロウイナー
2票 サッカーボーイ
1票 ウオッカ、ノースフライト、デュランダル、ヤマニンゼファー、トロットサンダー、ダイワメジャー

まさに無敵! タイキシャトルがブッチギリの得票1位!

不良馬場やダートのマイル戦でも強さを誇ったタイキシャトル(写真は1998年の安田記念、撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】

武井TM(関東本紙)
タイキシャトル

芝のマイルでは5戦5勝。うち4勝がGIでのもの。香港馬を迎え撃った安田記念、フランスでのGI制覇となったジャックルマロワ賞と、海外でも互角以上にやれることを証明する先駆け的な存在になったと思います。

田崎TM(関西本紙)
タイキシャトル

ダービーをサニーブライアンが、オークスをメジロドーベルが勝った1997年は入社1年目。美浦でいきなりGI馬の調教を見れたことは今でも財産となっているが、中でも一番はタイキシャトル。マイルCS連覇に安田記念・スプリンターズS、更にはジャック・ル・マロワ賞と国内外で勝ちまくり。欠点らしい欠点が見当たらないパーフェクトな馬だった。モーリスにも是非ヨーロッパに行ってもらいたい。

佐藤直TM
タイキシャトル

ダートにスプリンターズSに春秋マイルに海外と、とにかく強かった。

西田TM
タイキシャトル

ダート含めマイルで7戦7勝。海外GIも含め、その強さは反則的だった。

上田編集長
タイキシャトル

「春のマイル王=安田記念、秋のマイル王=マイルCS」が定着したのは1984年から。これまでに、この2つのレースを3連勝した馬は3頭いる。ニホンピロウィナーが1984年・マイルCS→1985年・安田記念→1985年・マイルCS。タイキシャトルが1997年・マイルCS→1998年・安田記念→1998年・マイルCS。ダイワメジャーが2006年・マイルCS→2007年・安田記念→2007年・マイルCS。なかでもタイキシャトルの3連勝は全て2着馬に2馬身を超える着差(21/2馬身、21/2馬身、5馬身)。不良馬場の勝利もあり、晴雨兼用でもあった。今年、モーリスが2015年・安田記念→2015年・マイルCS→2016年・安田記念の3連勝を決めれば、前出3頭の記録に並ぶ。続いて今年のマイルCSも……となるようなら評価も変わろうが、現時点ではタイキシャトル。

守屋TM
タイキシャトル

まだ競馬を本格的に見始めて3年目と浅かったころなんですが、3歳でマイルCSとスプリンターズSを勝ち、翌年の海外遠征はシーキングザパールと2週連続で海外GI制覇の成績も残しました。不良馬場の安田記念は、珍しく現地で見て強さにあきれるくらいの楽勝。マイルCSもぶっち切って連覇を達成しましたが、引退レースのスプリンターズSは既に種牡馬入りが決まっていて、デビュー以来最高馬体重で出走。マイネルラヴとシーキングザパールの強襲に遭いましたが、明らかに太目残りでしたねぇ。……と、思い出話ばかりで申し訳なかったですが(汗)、正攻法で押し切る優等生の競馬ぶりで、とにかく安定した強さが際立つ1頭でした。

伊利TM
タイキシャトル

道悪・ダート・海外を含めても1600mでは7戦無敗。文句なく最強マイラー。

須藤TM
タイキシャトル

4歳秋のスワンS以降、ジャックルマロワ賞とスプリンターズS以外は7〜8分の力で勝っていたような気がする。

中邑TM
タイキシャトル

芝・ダートを問わずマイルは7戦7勝。そのうちGI4勝。

打越(編集)
タイキシャトル

ダート含め、マイル7戦で負けなし。海外を含めマイルGI4勝と完璧な成績で文句なし。

小島TM
タイキシャトル

山崎TM
タイキシャトル

広田TM
タイキシャトル

松田TM(競友)
タイキシャトル

今野(競友)
タイキシャトル

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著者プロフィール

競馬専門紙「優馬」のスペシャル競馬サイト。トレセンや競馬場という現場で記者やトラックマン達が仕入れてきた生情報を元に、予想記事やコラム記事を掲載しています。さらに、競馬ファンのニーズに対しダイレクトに応えていくようなコンテンツも展開。

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