【WRESTLE-1】 自由の王者・KAIが他団体進出!? ガッツ、アイス、大日本、ガンバレ参戦へ
新王者のKAIが会見 【写真提供:WRESTLE-1】
KAI「自由に! やりたいと思います」
翔太&三富政行「いやKAIさんが見に来いって! 勉強しろって言ったんじゃないですか!」
KAI「いいからこっち来て並べって! 俺お前らに言いたいことあるんだよ。真剣な話をする。このベルトが取れたのは翔太と潮吹、お前らのおかげだよ! 本当にありがとう!」
(ここで翔太と三富がKAIの横に並ぶと、おもむろにKAIが立ち上がり、翔太と三富に「ありがとう」と言いながら強烈な張り手を放つ)
KAI「感謝しているよ! よし、いいよ戻れ。戻れって言ってんだろ! 勉強しに来たんだろ!?」
(翔太と三富は着席)
KAI「このベルトが取れたのは本当にあいつらのおかげですよ。感謝しています。でももう感謝は終わり! もう次の3WAYマッチ! 挑戦者決定戦も決まっているんで。このベルトも自由になったし、WRESTLE-1もやっぱり自由になりたい奴がいるんだな! いっぱいな! KAZMA(SAKAMOTO)に征矢(学)に芦野(祥太郎)? ……なに!? 翔太、潮吹! お前らも自由になりたのか!? やんのか!? やりたいのか!?」
翔太「いや、比較的に自由に……プロレス界を、はい」
KAI「そうか、じゃあいいよ。まぁ決まったんだったらもうな。会社が自由に決めてくれたんで俺はそれを受けるだけ! 自由に! やりたいと思います。で、勝った奴、負けた奴、どっちと戦うんだ? 俺は」
翔太&三富「いや、負けた人とやることはないんじゃないですかね?」
KAI「ないか! まぁそこも自由に決めてもらって。防衛戦……まぁやるかやらないか俺の自由だろ? いや、やんのか!? やるか! やるよ! 分かったよ。お前らがやれって言うんならな。なんでお前らの言う事聞かなきゃいけないんだ!? ……まぁやるよ! やるよ! やるよ!」
翔太&三富「サポートします!」
ミスター雁之助さんに感謝でガッツワールドへ
翔太&三富「足引っ張るどころかいつもKAIさんからぶつかってきてるような……。しかも僕ら試合ないのに火野(裕士)選手のチョップ食らったんですよ!?」
KAI「えぇ? そうなの? マジ!? 好きだなぁお前ら。まぁそれはそうとこのベルト取ったからにはやっぱりいの一番に“ミスター”に報告しないとダメだろ! ミスター雁之助さんに! この間リング上で雁之助クラッチを教えてもらって、それで俺取ったんだろ? やっぱり本能的に体に染みついているんだよ。なぁ、ガッツ(ワールドプロレス)あるんだろ!?」
翔太「8日、後楽園ホールです」
KAI「あるんだろ!? じゃあ俺そこ行くよ!」
(このやり取りの後、翔太からご報告なら電話でという提案があり、ミスター雁之助に翔太から電話することに。その電話の結果、ガッツ石島と打ち合わせをするとの約束を取り付け、5月8日のガッツワールド後楽園ホール大会に出場することが決定)
翔太「これ本当に決まっちゃいましたよ!? じゃあ5月8日、ガッツワールド後楽園ホール大会にKAIさん、参戦決定でいいです! これでいいですか? 満足ですか?」
趙雲子龍も出ているからアイスリボンにも参戦
KAI「満足じゃねぇよ! このベルトを持ってインディ! 女子も行くぞ、女子も! 女子お前(三富)関係あるんじゃねぇのか!? 俺この間大日本プロレスの釧路大会で会ったぞ!? アイスリボンの佐藤(肇)社長と! お前関係あるんじゃねぇのか!?」
三富「佐藤社長はこの間、僕、愛媛プロレスというのをやりまして。アイスリボンさんにはその時協力していただいて。でもアイスリボンは女子の団体なので、男子は出られないので」
KAI「嘘つけ! 俺は知ってるぞ!? 趙雲子龍出てるだろ!? お前らの! 学プロの先輩だろ!? そうだろ!? 嘘つきやがったな!? 電話しろ!」
(こうしてその場でアイスリボン社長・佐藤氏に電話。5.21のアイスリボンの道場マッチに出場することが決定した。さらに男女混合での試合ということで、三富も出場することが決定)
インディ出るなら大日本で参戦決定
翔太&三富「でもインディに出て、女子も出て、大満足ですね!」
KAI「いや俺、家帰って見たんだよ。大日本プロレスの横浜文化体育館大会(5月5日開催)! 登坂(栄児)社長が俺の事言ってたんだよ! なんて言ってたか覚えてないけどな! 俺が釧路の大日本プロレスに上がって、極道? あれやった時にわざわざ登坂社長が控室にきて撮らせてくださいって! だから登坂社長はそれぐらい求めてるんなじゃいの? 俺調べたよ!?」
翔太「いや僕も風のうわさで聞きましたけど、登坂さんが“KAI選手がインディ出るならうちはどうなんだ?”って言っていたらしいですけど」
三富「『大日本プロレスこそインディだろ!』って自ら」
KAI「今、大日本プロレスはインディっていうあれじゃないぐらいになっているけど、商店街プロレスっていうのがあるんだよ、5.28(東戸塚イベントプロレス)に」
翔太&三富「それも調べたんですか!? っていうかその手帳……インディのスケジュール全部書いてあるじゃないですか!」
KAI「俺の地元なんだよ! 東戸塚っていうところでさ。そこ行くぞ! 翔太! お前ブッキングしろ! 電話しろ! 2人でどうにかしろ!」
大家健登場 ガンプロ参戦を直訴
翔太の繋がりでガンバレ☆プロレスの大家健が登場 【写真提供:WRESTLE-1】
KAI「ダメだよ! おい翔太! お前なんかねぇのかよ!?」
翔太「まぁいろいろ出てはいますけど……。じゃあ僕が結構長い間レギュラーで出させていただいている団体がありまして。そこの代表の方に今日実は、KAIさんにごあいさつしたいということで来ていただいてるんですよ。なんでちょっと呼んでくるんで」
(ここで「ガンバレ☆プロレス」代表の大家健が入室)
大家「ガンバレ☆プロレス代表の、大家健と申します! 単刀直入に言わせていただきます! 5月14日! ガンバレ☆プロレス、王子大会があります! そこでこの大家健! 翔太とタッグを組んでKAI選手に参戦していただきたい! そう思っております! よろしくお願いします!」
KAI「初めまして! WRESTLE-1のKAIと申します! 5月14日はWRESTLE-1の道場で、『WRESTLE-1 Starting Point』があります! そうだよな!? ということで! 申し訳ございません!」
お互いに土下座しあい、ガンプロ王子大会参戦が決定 【写真提供:WRESTLE-1】
KAI「翔太、お前! お前いつから友達になったんだ!?」
大家「友達だよな!? 友達! 友達だよな!?」
KAI「友達じゃねぇよ! (翔太に向かって)誰だお前!」
大家「友達! 友達だろ! タッグを組まないと! タッグを組まないと藤田ミノルを更生させることができないんですよ! おい! ちょっと! あなたに男気が! 少しでも男気があれば! 状況を呑み込めなくてもいいです! 5月14日! 俺と! 翔太と組んで! 試合をやってください! この通りです! (土下座をしながら)試合やってください!」
KAI「俺は“男樹”っていう言葉が好きだ!“男”に樹木の“樹”だ! よろしくお願いします!(KAIも土下座を返す)」
分からない言葉を発しながら会見場をあとにする 【写真提供:WRESTLE-1】
(KAI、大家がそれぞれ張り手をし合い、翔太も含めて抱き合う。そのまま、三富を残し3選手は言葉にならない何かを叫びながら会見場からでて行ってしまう)
三富「な、なんかよく分かんないけど決まったみたいなので。が、頑張ります!」
今日の会見では、新王者となったKAIが今後WRESTLE-1でどのような戦いを見せていくのか、またどのような王者像を描いているのかは、全く理解できなかった。だがその場で他団体出場を取り付ける強引さは今までのKAIになかったもの。自由の名のもとに、新王者は我が道を行く。今のKAIの“自由”という信念のように、ブレない芯を持った選手こそ本当の強者なのかもしれない。
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