釜石と小豆島の21世紀対決が実現=第88回選抜高校野球大会組み合わせ
大会第2日第1試合で釜石と小豆島が対戦。21世紀枠校同士の対戦は3年ぶり。なお、小豆島の樋本主将は選手宣誓を行う 【写真は共同】
以下、日程ごとの見どころを挙げていきたい。
初日・3月20日
投げては146キロ、打っては高校通算37本塁打と投打にセンスを見せる東邦・藤嶋は大会第3日に登場 【写真は共同】
第2試合はセンバツ優勝経験があり、高校球界屈指の左腕・鈴木昭汰擁する常総学院(関東/茨城)が登場。昨夏の甲子園でも活躍した強打者・綿屋樹がどっしりと4番に座る強力打線の鹿児島実(九州/鹿児島)と対戦する。
第3試合は桐生第一(関東/群馬)vs.滋賀学園(近畿/滋賀)。近畿大会準優勝の実力校に、公式戦防御率1.34の左腕・内池翔がどのような投球を見せるのか。
第2日・3月21日
第2試合は明徳義塾(四国/高知)と龍谷大平安(近畿/京都)の強豪同士の一戦。公式戦打率4割8分1厘の切り込み隊長・立花虎太郎、U−15日本代表経験者の2年生・西浦颯大ら潜在能力の高い選手がそろう明徳義塾に対して、平安の最速143キロ左腕・市岡奏馬が立ちはだかる。
第3試合は打ち勝つ野球が身上の八戸学院光星(東北/青森)と、瀬戸口恵大、福間塁と体重90キロを超える主軸をそろえる開星(中国/島根)の組み合わせ。
第3日・3月22日
第2試合には、投げては146キロ、打っては高校通算37本塁打の藤嶋健人、140キロ左腕・松山仁彦ら能力の高い選手がずらりと並び、優勝候補に名を連ねる東邦(東海/愛知)が昨秋の都大会を制した関東一(東京)と激突。激戦区の東京を勝ち上がってきた実力校相手に、東邦がどのような戦いを見せるか。
第3試合は主将でエースの上出拓真を中心にまとまりのある札幌第一(北海道)と安定感のある左腕・早川隆久を擁する木更津総合(関東/千葉)という昨秋のブロック大会優勝校同士の一戦となる。