クロフネ、ホクトベガ、タケシバオー…… 専門紙記者が選ぶ「ダート最強馬」とは?
競馬専門紙「優馬」トラックマンアンケート
アンケート結果(複数回答可)
2票 カネヒキリ、エルコンドルパサー、ホクトベガ、タケシバオー、セクレタリアト
1票 アドマイヤドン、ブロードアピール、オーバーレインボー、アブクマポーロ、メイショウホムラ、ヴァーミリアン、アンドレアモン、スマートファルコン
やはり最多得票はクロフネ!
予想どおり!? クロフネが2位以下を大きく引き離して得票数トップ!(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】
クロフネ
武蔵野Sでマークした1分33秒3という時計は、何度目にしても驚かされる衝撃的な数字。
田崎TM(関西本紙)
クロフネ
天皇賞を除外されて臨んだ武蔵野Sで9馬身差の圧勝。次走のJCダートも7馬身差と、芝でもGIを制した記憶が薄れるほどのパフォーマンスを見せてくれた。体つきも文句なしに一番。
佐藤直TM
クロフネ
ダート2戦の強さは衝撃的。強い馬はちぎるのです。
小野智TM
クロフネ
初ダートだった武蔵野Sで圧勝したときは衝撃的だった。続くJCダートでも1秒以上の差をつけてV。無敗のダート馬として記憶に残る。
坂倉TM
クロフネ
月並みだが、芝からシフトしての2戦が圧倒的。ダートでは負けナシで引退して種馬としてもダート馬を続々と出しているのも……。
西田TM
クロフネ
GI2勝とも圧倒的なパフォーマンス。感動しました。
上田編集長
クロフネ
長く競馬をやっている方に言わせるとタケシバオーと答える方が多いようだ。ただ、私は記録でのタケシバオーしか知らない。調べてみるとダートは5戦4勝、うち3戦がレコード。2着馬に2.8秒差のOP勝ちもある。デビューが私が生まれた1967年、その時代の馬がアメリカに遠征していることからも、相当な強さだったのだろう。だが、残念ながら強さは肌で感じていないので、この馬のことは年上の方に語っていただくことにしよう。
競馬を始めた頃に強く印象に残っているのはダイナレター。60キロ以上の斤量を背負ってOP特別を勝っていた姿を思い出す。ダートの戦績は15戦10勝。
ただ、これを覆したのはクロフネだ。初ダートの武蔵野Sで2着馬に1.4秒差をつけてのレコード勝ち。ダート2走目のJCダートでも2着に1.1秒差のブッチギリ。この後に屈腱炎で引退となったが、ダートで負けることがイメージできないほど、前述の2走は強かった。しかも初ダートとなった武蔵野Sは秋の天皇賞に出走できないという理由で試しに走ったという経緯が……。運命とは不思議なもの。
小桧山TM
クロフネ
思い入れはないが、3歳秋で武蔵野S、JCダートを連勝。2着に1.4秒、1.1秒差をつけてのものだけに強い。2着馬も順にイーグルカフェ、ウイングアローだけに相手のレベルも低くはない。むしろ高いと言える。引退したのは残念だが、現役であれば連勝が続いたのでは。
(余談だが、ホクトベガについて。ダート路線で新境地を開き、交流重賞総ナメした牝馬。芝でも牡馬1線級と渡り合ったていたが、ダートで更に上のパフォーマンス。馬券も取らせてもらったのもあり、一応挙げておく)
須藤TM
クロフネ
クロフネとしか書きようがないです。理由は2戦ともに強かったから。思い入れは特にないです。「印象に残るダート馬」とかなら色々な馬名が挙がると思うのですが……。
瀬古TM
クロフネ
ダートでの2勝がとにかく強かった。
守屋TM
クロフネ
まだ、会社に入る前の記憶だったので、もう一度、武蔵野SとJCダートを見直しましたが……。武蔵野Sは直線で武豊Jが左に映るターフビジョンを見ること2回、股下から後ろを見る余裕もあり、それでいて1分33秒3の大レコードは改めて驚嘆させられた。
JCダートも4角手前で先頭に立ち、こちらも武豊Jがターフビジョンを1回チラリ。余裕たっぷりに2着に7馬身差の2分5秒9のレコードで、これが良馬場で叩き出されたものなのだから、最強の名に相応しいのではないかと。この2つのレコードは今後10年以上は破られないのでは……? つくづく3歳での引退が悔やまれる。
広田TM
クロフネ
ダートは2戦2勝だが、ともに時計・内容ともに圧巻。種牡馬になってからの産駒の活躍を見ても印象度は強い。
山崎TM
クロフネ
当時、武蔵野Sをテレビで見ていて、「こんなゲームみたいな勝ち方があるんだ」と衝撃を受けました(笑)
JCダートも大楽勝。屈腱炎がなければ何連勝していたのか……。
板子TM
クロフネ
学生時代、東京競馬場で生で観戦していた武蔵野Sで度肝を抜く走りで当時の日本レコードを記録。仲間内ではしばらくクロフネの話題一色になっていた。そこで9馬身負かした相手は後にJCダートを勝利するイーグルカフェ、JCダートでも2着のウイングアロー(前年優勝馬)をはじめ、他馬を相手にせず楽勝と、ダートで2戦2勝の数字以上に大きい価値のある勝利。故障せずにドバイワールドカップに出走していたら、と思わずにいられなかった。
伊利TM
クロフネ
3歳時のJPNサラブレッドランキングは125ポンドと国内ダートでは史上最高。同年のケンタッキーダービー馬モナーコスと並ぶ高評価だったことからもドバイワールドカップで好勝負になっていたハズ。
前田TM(競友)
クロフネ
ダート2戦2勝で、共にぶっち切りのレコード勝ち。特に初ダートにも関わらず芝並みの時計で駆け抜けた武蔵野Sが衝撃すぎた。
宮崎TM(競友)
クロフネ
ダート2戦2勝でともにぶっちぎり。特にマイルでは従来のレコードを1秒2上回る時計で楽勝。
松田TM(競友)
クロフネ
僅か2戦ながらともに衝撃の走り。日本調教馬による米ダートGI制覇も夢ではないと思わせたほどの逸材。
今野(競友)
クロフネ
武蔵野Sの時に「これはバケモノだ」と思った。この馬の出るレースは「どの馬に◎を打とうか」「何から買おうか」なんて考えること自体が無駄だと悟った。
加茂TM
クロフネ
桜井TM
クロフネ