【ボクシング】1年ぶりの試合に井上尚弥「うずうず」 強敵に挑む八重樫「死ぬ気で遠慮なく」
WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチを戦う王者・井上尚弥(右)と挑戦者ワルリト・パレナス 【スポーツナビ】
計量後、2人は囲み取材に応じたが、1年ぶりの試合となる井上は「(試合がしたくて)うずうずしています」と待ちきれないといった表情を見せ、八重樫も「(試合に向けて)楽しみの方が大きい」と試合に向けて準備万端といった様子だった。
試合に向けての意気込みを聞かれると、「苦しかった思いとかもあるので、明日は必ず1年分のそれをぶつけてスカッとしたい」(井上)、「明日は強いチャンピオンと試合をするので、個人的にすごくワクワクしている。このワクワク感が伝わればいいなと思う」(八重樫)とファンが満足するような試合を見せたいと話した。
以下、囲み取材でのコメント。
井上「防衛記録13」への第1歩
1年ぶりの試合に井上は「(試合がしたくて)うずうずしています」とコメント 【スポーツナビ】
ばっちりです。待ちくたびれました。自分でもうずうずしています。
――どのような試合を見せたい?
すべてにおいて楽しみたいです。計量も終わって、この後、体のメンテナンスだったり、明日の朝に会場入りするところから、すべてを楽しみたいですね。
――昨日の会見では「差をつけて『やっぱり井上だ』という試合を見せたい」と話していたが、どんなところで見せつけたい?
やっぱり見せつけるのだとしたらフィニッシュだと思うから、豪快なKO。井上が帰ってきたぞというところ見せてやりたいです。
――昨年は左ボディからKOでしたが、今年はどんな形でKOを取りたい?
まあ、流れですよね。
――スーパーフライとしては2試合目。減量はどうだった?
練習もずっとできていたので、意外とスムーズにできました。
――髪型が変わったが?
そこはイメチェンというか、流れです。(笑)
――結婚して意識は変わりましたか?
髪型ですか?(笑) (ボクシングへの意識は)そんなにすぐには変わらないですけど、負けられないという気持ちは、より増していますね。
――最初の防衛戦となるが、防衛記録13という数字は意識している?
そうですね。やっていく上で、そこは塗り替えたいなと思っています。それがスーパーフライかバンタムかは分かりませんが、頭に入っています。
――試合を待ちくたびれているのは初めて?
アマチュア時代を通しても、1年間試合をしていないというのが初めてなので。それに右手を痛めていても、体は動くし、練習もできていたので。そこはうずうずしますね。ただあっという間でした。
――1年ぶりの試合なるが、意気込みを。
明日は必ず、自分の苦しかった思いとかもあるので、1年分のそれをぶつけてスカッとしたいです。