【愚連隊興行】マスカラスとドリーが日本で初タッグ 次回大会では“夢のカード”実現も!?

高木裕美

入場曲だけでボルテージ上昇

ドリー&マスカラスらの“240歳カルテット”が躍動! NOSAWAの20周年を祝った 【横田修平】

 東京愚連隊自主興行「東京DREAM2015」が1日、東京・後楽園ホールで開催され、800人を動員した。

 メインイベントでは、NOSAWA論外20周年記念試合として、ミル・マスカラス、ドリー・ファンクJr.、ザ・グレート・カブキ、船木誠勝が“合計240歳”の豪華カルテットを結成。NOSAWA論外、藤原喜明、CIMA、カズ・ハヤシ組と対戦した。

 これまで、世界各国で戦ってきたレジェンドである、73歳のマスカラスと74歳のドリーだが、実は、日本で同じリングに立つのは30年以上ぶり。それどころか、日本では初めてのタッグ結成となる。

 選手が1人ずつテーマ曲に乗って入場するたびに、場内のボルテージが上昇。「スピニングトーホールド」で入場したドリーがムチをしならせると、観客は驚嘆。さらに大トリとして「スカイハイ」と共にマスカラスが登場すると、テンションは早くも最高潮に達し、コール時に投げたオーバーマスクは壮絶な奪い合いとなった。

ドリー&マスカラスが奇跡のツーショット

日本では初のタッグ結成となったドリー(左)とマスカラス。夢のカード実現へ、期待が膨らむ 【横田修平】

 試合は、5分過ぎにタッチを受けたドリーは、テンガロンハットをかぶったままリングイン。藤原の左腕を捻り上げると、NOSAWAにはヘッドロック、エルボースマッシュ。続いてマスカラスがアームホイップ、ヘッドシザース3連発からクロスボディーアタックを見舞う。
 10分過ぎ、NOSAWAがついにドリーのハットを奪い、カズ、CIMAがかぶってポーズを決めていると、ドリーが怒りのムチで攻撃。場外でも容赦なくムチを振るうドリーに、藤原がハットをかぶせて怒りを鎮めようとするが、それでもドリーの暴走は止まらず、敵味方見境いなくムチを振り下ろしたため、場内も騒然。マスカラスがメキシカンストレッチでNOSAWAをとらえると、カットに入ろうとしたカズにはナックル。船木のハイブリッドブラスターは師匠・藤原がカットに入る。
 15分経過。ドリーがカズにスピニングトーホールド。すかさずマスカラスがNOSAWAをフライングボディーアタックで仕留めた。

 勝利を飾ったマスカラスとドリーは、「ありがとう」と応援してくれた日本のファンに感謝。バックステージでは2人で並び立ち、奇跡のツーショットも実現した。
「生意気なプロレス小僧が20周年を迎えられた。味のあるレジェンドたちと、戦える、サインをもらえる、写真を撮れる、それで満足」と、自らの節目を祝ったNOSAWAは、「来年はテリーとワンマッチでシングルもやりたいし、腰の手術をしたブッチャーからも、また呼んでくれって言われている。あとは、マスカラスブラザーズとファンクスを組ませての8人タッグもいいな」と、さらなる夢のカード実現へ胸を躍らせた。

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著者プロフィール

静岡県沼津市出身。埼玉大学教養学部卒業後、新聞社に勤務し、プロレス&格闘技を担当。退社後、フリーライターとなる。スポーツナビではメジャーからインディー、デスマッチからお笑いまで幅広くプロレス団体を取材し、 年間で約100大会を観戦している 。最も深く影響を受けたのは、 1990年代の全日本プロレスの四天王プロレス。

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