清水邦広「あとは自信をつけるだけ」 バレーW杯 ポーランド戦後のコメント

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日本は世界王者のポーランドから1セットを先取したものの、逆転で敗れた 【坂本清】

 バレーボール男子のワールドカップ(W杯)は22日に第10戦が代々木第一体育館などで行われ、日本は世界王者のポーランドに1−3(26−24、25−27、21−25、19−25)で敗れた。大会通算成績は5勝5敗の勝ち点15で、順位は変わらず6位のままとなった。

 日本は23日、世界ランキング2位(2015年8月11日付)のロシアと対戦する。

清水邦広(パナソニック)

「日に日にこのチームは強くなっていて、自信を持って戦えている」と語る清水 【赤坂直人】

「このチームは強くなっている」

 昨日の反省として、序盤の8点までにリードされてしまうと強いサーブが入ってくるので、最初の8点を意識して初めからサーブで攻めていきました。ディフェンスも機能して1、2セット目はリードできましたし、相手からのプレッシャーもそこまでかからなかったのですが、3、4セット目と最後のほうでこちらのサーブの集中力、サーブレシーブの集中力と比べて相手のほうが上回っていて、サイドアウトを切れない状態が続いたのが敗因だと思います。

 でも、現時点で世界一のチームに対してここまで接戦に持ち込めたということは自信にしていいと思いますし、チームとしても自信につなげて来年のOQT(オリンピック世界最終予選)につなげたいです。

 ディグ(スパイクレシーブ)はすごく機能していると思います。ブロックで高さがない分、レシーブで補っている部分があると思うので、ラリーにつなげていけば相手もプレッシャーがかかってくると思うし、最後までそういった面を持続していければ勝てると思います。今日の試合では打ち急いで、相手にブロックされてしまうことが多かったので、終盤まで持続していけるように意識したいです。

 日に日にこのチームは強くなっていて、自信を持って戦えていると思います。ポーランドという強豪相手でも、「勝てた」と思えるような試合内容でしたし、あとは自信をつけるだけ。技量は世界と差はないと思うので、自分たちの力、仲間を信じてチーム一丸となって有終の美を飾りたいです。

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