凄惨マッチの安川惡斗が7カ月ぶり復帰へ=「てめえら私から目を離すんじゃねーぞ」

スターダム

ストイックな肉体改造からの復帰

世IV虎との凄惨マッチから7カ月――安川惡斗がストイックな肉体改造を経てリングに復帰する 【写真:(c)スターダム】

 2月22日に行われた世IV虎vs.安川惡斗の試合は、凄惨マッチと世間を騒がせた。あれから7カ月、9月23日のスターダム「5★STAR GP2015〜シングルの覇者決定〜」(東京・後楽園ホール)で安川惡斗がリングに復帰する。大好きなお酒を断ち、ストイックに肉体改造をこなしてきた。二度とリングに戻れないかもしれない、そんな不安を乗り越えられたのも、プロレスに対する思いの強さがあったからこそだ。今回、復帰戦へ向けて安川からコメントが届いた。

■安川「悪の女優魂、もうケガは許されない」

 安川惡斗だ〜! テメエら待たせたな! 後楽園ホール、木村響子と対等タッグ久々だな。まあ、大江戸隊の頭と参謀が舞い戻ってきたぞぉ! で、対戦相手。加藤悠は私が同期と戦いたいって指名した相手のひとりだけど、もうひとりがなんだっけ…渡辺桃! 大丈夫か、アイツは? まあいいんだけど、今回は私の復帰戦ということで、相手は誰でもいい。悪の女優魂、もうケガは許されない。私は有言実行して本当にカラダ作ってきやがったからな! テメエら、私から目を離すんじゃねえぞ! 以上!!

<安川惡斗復帰戦 タッグマッチ30分1本勝負>
安川惡斗、木村響子
加藤悠、渡辺桃

【動画】安川、復帰直前の心境


(動画提供:スターダム)

宝城vs.ハドソンが決勝で激突

スターダム4度目となるシングルのリーグ戦「5★STAR GP2015」の決勝で激突する宝城とハドソン 【写真:(c)スターダム】

 この夏、スターダムは4度目となるシングルのリーグ戦「5★STAR GP2015」を開催した。2つに分けられた予選リーグを勝ち上がったのは宝城カイリとハドソン・インヴィーだった。最後までもつれ、どちらの選手も最終戦の逆転勝利で優勝決定戦の切符を手に入れた。優勝決定戦の立会人には、今年、WWEで殿堂入りし、スターダムのコミッショナーに就任したメドゥーサが特別プレゼンターとして登場する。優勝へ宝城、ハドソンの2人の思いは!?

<5★STAR GP2015優勝決定戦 30分1本勝負>
宝城カイリ
ハドソン・インヴィー 

宝城は「優勝者の名前にスターダムの選手以外の名前が刻まれることは本当にあってはならないと思う」と初優勝へ闘志を燃やす 【写真:(c)スターダム】

■宝城「みんなの思うをすべて背負う」

 スターダムの海賊王女、宝城カイリです。今年は4度目の「5★STAR GP」開催ということで私は4年連続4度目の出場とはなるんですけども、第1回目は愛川ゆず季選手、2回目は高橋奈苗選手、そして3度目が紫雷イオ選手。今年が4度目の選手の名前がここに刻まれるわけですけども、ここにスターダムの選手以外の名前が刻まれることは本当にあってはならないと思いますし、4回目の今年の「5★STAR GP」、みんなが背負った思いをすべて自分が背負ったうえで、覚悟を持って、最後はどんな形になろうとダイビングエルボードロップで3カウントをハドソン・インヴィーからおさめてやりたいと思いますので、どうかその戦いを見届けてくださるとうれしいです。よろしくお願いします。

■ハドソン「宝城は障害物。だったらどかすしかない」

 私は決勝に出るために何人もの強敵を乗り越えてきた。キャリア最大のファイトをして、あなたのダイビングエルボードロップを封印して勝ってみせる。9月23日、私が決勝で勝ってサトムラさんへの挑戦権をゲットする。そのためにベストを尽くす。私は赤いベルトが欲しい。カイリは私の道に立ちふさがる障害物。だったらどかすしかない。犠牲になってもらうよ。
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