清水邦広「希望が持てる結果だった」 バレーW杯 イラン戦後の選手コメント
2セット先取しながらもイランに逆転負けを喫した日本。大会通算成績を5勝3敗とした 【坂本清】
日本は東京に移動し、21日に世界ランキング7位(2015年8月11日付)のアルゼンチンと対戦する。
以下は、試合後の選手コメント。
清水邦広(パナソニック)
「イランとの差もなくなっている」と、清水は今後の戦いへ手応えをつかんだようだ 【坂本清】
宿敵イランとの試合、サイドアウト勝負になるのは最初から分かっていました。敗因はディフェンスが機能していなかったことだと思います。サイドアウトで相手にブロックされたり、サーブで崩れたりしてしまったことが、フルセットの僅差で負けてしまった要因ではないかと思います。
でも2、3年前はイランとすごく力の差があったと思いますが、今のチームは確実にサーブが強豪相手にも通用していますし、通用している時はセットを取ったり、勝つこともできている。イランとの差もなくなっていると思います。今日もどちらが勝つか本当に分からない拮抗(きっこう)した展開で、2、3年前ならストレートで負けてもおかしくない相手だと思うので、落ち込まずにフルセットを戦えたことを自信にして、五輪最終予選でも絶対に当たる、負けられない相手なので、データを分析してどこが良かったのか、どこが悪かったのかを分析してもう1回臨みたいです。
今日の戦いは日本チームに希望が持てる結果だったんじゃないかと思います。残り3戦も強豪と戦うので、また頑張って戦いたいです。
石川祐希(中央大)
石川(8番)は2セットを連取しながら、3セット目を奪えなかったことを悔やんだ 【坂本清】
すごく悔しいです。1、2セットは良い形で取れましたが、3〜5セットと自分たちのバレーができませんでした。自分自身も5セットいく力がなかったということだし、1、2セットを取って3セット目を取り切る力がなかった。これからもっと、すべてを高めたいです。しっかり修正して東京での3連戦に臨みたいです。