清水邦広「希望が持てる結果だった」 バレーW杯 イラン戦後の選手コメント

スポーツナビ

柳田将洋(サントリー)

集中力を保てなかったという柳田は、イラン戦について「自分の弱さが出たゲーム」と話した 【坂本清】

「自分の弱さが出たゲーム」

 ここまでの試合では、自分たちの良いバレーができていたのに、今日は出せなくてすごく悔しいです。イランは自分たちのバレーを最後までしていたと思います。2セットを取ったところから追い上げられて、自分自身も気持ちが後ろに下がってしまったのかもしれないし、あそこまでの勝負になったら気持ちの勝負なのに、集中力を保てなかったのがすごく悔しいです。自分の弱さが出たゲームでした。

 イランとはまたリオデジャネイロ五輪の最終予選で当たる可能性もあるし、(21日からの)東京の3連戦も残っているので、1つでも勝てるように頑張りたいです。

 昨日の記者会見でもイラン戦のキーワードをレセプション(サーブレシーブ)と言いながら僕はそこで崩れてしまって、チームがガタガタさせてしまったと思うので、残りの3戦までにしっかり修正したいです。

 残りの3戦も強豪国と戦うので同じ展開が予想されると思いますが、しっかりサイドアウトが決められるように、レセプションを返せるようにもう一度詰めていきたいです。

深津英臣(パナソニック)

「勝てた試合だった」と深津(左)は悔しさをあらわにした 【坂本清】

「勝てた試合だった」

 勝てた試合だったと思います。相手のジャンプフローターサーブに崩されてしまい、相手がコミットで来る中、サイド、サイドにトスが偏ってしまいました。負けたのは悔しいですが、イランとの差はそんなに大きくないと思います。

(イランのセッターの)マルーフ選手はやっぱりうまい。ブロッカーの読みをうまく引っかける遊び心や余裕がある。ミドルブロッカーも攻撃の幅が広くて、どちらに行けばいいかも的を絞り切れませんでした。日本もイランもこの試合はものすごく大切で、イランも「日本には絶対に負けない」と思って臨んできていたと思います。その状況で勝ちたかったけれど、結局「日本にはまだ負けない」と思わせてしまったことが悔しいです。

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