アンジーのような美ボディに! イスラエル軍発の格闘術クラヴマガ

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体を動かしながら護身術?

ストレートパンチの練習をする風香さん 【スポーツナビDo】

 運動不足解消、またはダイエットのために体を動かしながら、すぐに使える実戦的な護身術も学べてしまう。そんな素敵なことがあっていいんでしょうか。

 ここは東京・六本木のドン・キホーテ近く。訪れたのはイスラエル軍発の実戦格闘術「クラヴマガ」が学べるという「MagaGYM(マガジム)」。昨年10月にオープンしたばかりの新しいジムだ。
 今回はクラヴマガを素敵なモデルさんに体験していただきました。元ナンバーワンアイドルレスラーにして、現在は女子プロレス団体「スターダム」のゼネラルマネジャーでもある風香さんです。

 そもそも、クラヴマガって何なんでしょうか?
「イスラエル軍が開発した軍事向けの近接格闘術です。実戦向けを想定していますので、ルールがないことが前提。例えば1人対複数、拉致されそうな場面、また相手がナイフやハンドガンなどを持っている場合なども想定しています」

今度はハンマーパンチの練習 【スポーツナビDo】

 こう説明してくださったのは、マガジムの代表取締役・熊谷篤広さん。いわく、相手がライフルなどのロングガンや手榴弾を持っている場面も「戦場での戦いですから当然、想定しています」とのことだ。
 なんだかコレだけ聞くと、びびってたじろいでしまいますが、決して格闘技経験がある屈強な男たちがさらに強くなるためだけに学ぶジムというわけではありません。

「護身術というものは、格闘技とは似て非なるもの。総合格闘技とは主旨が違います。護身とは逃げることが目的。襲ってきた相手から逃げることができるのなら、それが一番の護身術とも言えます。つまり、相手に打ち勝つ必要はないんです。われわれのジムでは条件反射の動きを大切にしており、本能的に危険に対処できるように教えています。初動対処がいかにできるか」

 これは目からウロコ。護身術というと襲ってきた相手をボコボコに返り討ちにするものだと思っていたけれど、これは大きな勘違い。決して相手に勝つ必要はなく、身を守りつつ逃げるすきを作って安全に逃げることが本当の護身術なのである。そういうわけで、格闘技経験がまったくない人でも全然大丈夫なのだそうだ。

動ける体作りが一番のコンセプト

 また、マガジムでは護身術を教えることだけではなく、「ひとえに動ける体作りが一番のコンセプトです」と熊谷代表。いくら護身術を授けたとしても、それに対応できる体がなければ効果は半減だという。

「ウチのジムでトレーニングすれば余計な肉が取れますし、俊敏になります。もともと運動不足解消を目的に入会された会員の方が多いですし、『どうせエクササイズをするなら、生活に役立つものも一緒に学べたらいい』という会員の方がほとんどですね」

 ということなので、ダイエット目的でも全然OKですし、繰り返すようですが、格闘技経験、運動経験があまりない人でも安心して門をたたけるというもの。女性会員の比率も4割近くまでおり、10代から60代まで、幅広い年齢層の方がこのマガジムに通っている。

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習慣的にスポーツをしている人やスポーツを始めようと思っている20代後半から40代前半のビジネスパーソンをメインターゲットに、スポーツを“気軽に、楽しく、続ける”ためのきっかけづくりとなる、魅力的なコンテンツを提供していきます。

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