【BOATRACE】地元でSG戦初制覇に挑戦する西山貴浩に伸び型上位機 若松クラシック

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 ボートレース若松(ナイター開催)の「SG第60回ボートレースクラシック」(優勝賞金4200万円)が25日に開幕する。2025年のSG開幕戦は昨年のグランプリ戦士が14人、歴代のSG戦覇者も22人という豪華なメンバーが集結した。

 若松の現行モーターは昨年11月25日から使用され、すでに12節を消化。相場ははっきりと固まっているのだが、あまりにも好モーターが多く、エース機が定まっていない状況。2連対率では62%の12号機が頭ひとつリードしているが、11、14、34号機も動きは全く遜色がなく、この4基が「四天王」と呼ばれている。

 そのうちの1つ、34号機を地元でSG戦初優勝に挑戦する西山貴浩(福岡出身・福岡支部37歳)【冒頭の写真】が手にした。前操者(開催は2節前)の待鳥雄紀が4カドまくりで優勝するなど、典型的な伸び型機。西山は今年に入って伸び型のプロペラを試す機会も増えており、「まったく僕には向いてない」という前検のコメントだが、心の奥には期待感が生まれてもおかしくない。前検日は気温が高かった分、出足は不満だったようだが、特訓ではいい伸びを披露していた。

 そのほかの「四天王」モーターを手にしたのは塩田北斗(12号機)、島村隆幸(14号機)、若林将(11号機)。気温が高い中でも島村の気配は早くも評判になっていた。なお、前検1番時計は湯川浩司がマークしたが「回ってない分、伸びは良さそうだったが、これではレースに行けない」と不満そうだった。

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 一方、前検1番時計が定位置なはずの菅章哉(徳島出身・徳島支部36歳)【写真上】はチルト3度なのに湯川浩司に前検1番時計を譲ってしまい、「チルト3度が使いものにならない」と頭を抱えていた。実は今節直前に中間整備が入るほどの低調機を引いており、表情も暗かった。

 ドリーム戦のメンバーは次のとおり【写真下・右から枠番順】

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<若松 初日12R ドリーム戦>
1枠 毒島  誠(群馬・群馬)
2枠 河合 佑樹(静岡・静岡)
3枠 茅原 悠紀(岡山・岡山)
4枠 馬場 貴也(京都・滋賀)
5枠 桐生 順平(福島・埼玉)
6枠 前田 将太(福岡・福岡)
※()内は出身・支部の順

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 昨年のSG戦覇者6人の激突。1号艇は前年のボートレースクラシック覇者にしてグランプリ覇者でもある毒島誠(群馬出身・群馬支部41歳)【写真上】。3月に入って尼崎、平和島の両周年記念を連覇中と昨年からの勢いは止まらない。ただ、今節は抽選運に恵まれず「現時点ではきつい」と連覇への手応えがないことを口にした。1号艇だけにこのドリーム戦を勝っても不思議ではないが、優勝をめざすとなるとさらなるパワーアップが要求されそう。

 ドリーム組の中で抽選運が良かったのは馬場貴也。逆に前田将太はワースト級の低調機。桐生順平は前検から新プロペラに交換されている。

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