【BOATRACE】地元エース寺田祥が王道Vへ一直線! 強敵は板橋侑我 G2徳山MB大賞
最初の準優勝戦10Rは2コースから外の5人がコンマゼロ台のスタート。1コースの中野希一は後手を踏みながらも何とか先マイしたが、2コースの板橋侑我(静岡出身・静岡支部28歳)【写真下】が余裕を持っての差し切り。中野は2マークで浜先真範を冷静にさばいて2着は確保。3連単の2-1-4は4400円の15番人気。
最後の準優勝戦12Rはダッシュ3人がコンマゼロ台のスタートを決めたものの、1コースの寺田祥が余裕の逃げ切り勝ち。2コースの西村拓也が握って3コースの山口剛が行き場をなくしたところを、松山将吾が4コースから差して2着。西村は後続を振り切って3着を確保し、3連単の1-4-2は2280円の7番人気。
24日に行われる優勝戦のメンバーは次のとおり。
<徳山 最終日 12R 優勝戦>
1枠 寺田 祥(山口・山口)優出3回V0
2枠 堀本 和也(徳島・徳島)G2戦初優出
3枠 板橋 侑我(静岡・静岡)優出1回V0
4枠 中野 希一(埼玉・埼玉)G2戦初優出
5枠 大峯 豊(山口・山口)優出3回V0
6枠 松山 将吾(京都・滋賀)優出2回V0
※()内は出身・支部の順。右はG2戦優勝戦実績
誰が勝ってもG2戦初優勝となるメンバー。すでにSG戦、PG1戦、G1戦、G3戦を制覇している寺田祥(山口出身・山口支部46歳)【冒頭の写真】が勝てば、全グレード制覇の偉業達成となる。それより何より、7月に当地で開催されるSGオーシャンカップ出場へ大事な戦い。現在、ポイントは22点で選考順位は45位と実は際どい位置なのだが、ここで優勝すれば一気に当確ランプを点灯させられる。「伸びはいいが回り足や力強さには手応えがない」とモーターの感触自体は序盤から横ばいではあるものの、準優勝戦の勝ち方を見る限り、何ひとつ不安材料はない。人気に応えてくれそうだ。
3号艇の板橋侑我は通算6回の優勝のうち、2回がG1戦と大舞台で勝負強い。2023年12月の鳴門周年では3コースからのまくり差しで優勝しており、「3コースは得意」と公言するほど。昨年は優勝がなかったので、1年3カ月ぶりの優勝をかけてのレース。寺田祥にとっては一番の強敵になりそう。
グレードレース初優出の堀本和也と中野希一は初優出・初優勝の快挙に挑戦。G1戦で2回、G2戦でも2回の優出実績がある松山将吾も初のグレードレース制覇に挑む。
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