【ガンバ大阪】2年前の借りはルヴァンカップで返す。高知相手にガンバが地力を見せる

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【©GAMBA OSAKA】

シュート20本を放ち、横浜F・マリノスに対して優位に試合を進めながらも痛恨の敗戦を喫したガンバ。リーグ戦で3連勝は逃したものの、チームが歩む方向に決して間違いはない。
中3日の日程でガンバが次に向かうのはルヴァンカップ1stラウンドの第1回戦となる高知戦である。
「ガンバとしては全てを取りにいく形にしないといけない。歴史のある大会だし最大限のことをしっかりやって、ファイナルまで到達することが目標」。昨季からノックアウト方式に変更されたルヴァンカップは、天皇杯と同様、一発勝負。昨季は大会初戦で琉球に敗れているガンバだが、だからこそ全ての力を注ぎ込んで高知相手に勝ちに行く。

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加えて、2度目の顔合わせとなる高知には返さなければいけない借りもある。
「高知に負けた時の気持ちは今でも忘れていない」(ポヤトス監督)。2年前の天皇杯2回戦で当時JFLに所属した高知に1-2で敗戦。異なる大会ではあるが、今回はガンバが地力を見せつける時である。
「プレッシャーを高い位置からかけてくるし、ブロックを作るところは作ってくる」(ポヤトス監督)。J3でも大崩れしない守備を見せている高知だが、今季から就任する秋田監督の元では3バックを採用。割り切って守ってくる相手をこじ開けるのは簡単ではないが、2年前の屈辱をピッチで経験したアラーノも「ハードな守備で来ることは分かっている」と気を引き締める。

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満田の加入後は、前線からのアグレッシブなプレスでショートカウンターを見せたり、多彩な崩しも見せ始めているガンバだが、高知の堅守をこじ開ける上では横浜F・マリノス戦でデビューを飾ったヒュメットにも期待がかかる。
万能型のヒュメットだがポヤトス監督は「スペースがないところで、コンビネーションを使ってシュートまで持っていける」とその特徴を評価。そしてヒュメット自身も「チームの全員とどれだけ良い連係ができるかが、長期的に見て一番重要。公式戦をこなして、チームに順応したい」と気合十分だ。

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一方、高知はJ3昇格一年目で5試合を終えて1勝2分2敗で15位。ただ、直近の2試合は1勝1分で、前節のドローも終了間際までリードを保っていただけに明らかに調子を上げている。ガンバとの2度目の対戦に燃えるだけでなく、高知にとってはJ3昇格後、未だ手にしていないホームでの初勝利ということもこの試合のモチベーションになるはずだ。
高知は今季、16人が新加入。2年前のチームとはフォーメーションも顔ぶれも大きく変わっているがガンバが最も警戒すべきは2年前に先制点を許している小林の存在だ。J3で得点ランク2位の3点を奪っている小林に加えて、右ウイングバックの上月は注意が必要だ。
イスラエル代表に招集されたラヴィは不在だが、「勝つためのメンバーを選ぶ」とポヤトス監督。3度目の頂点を目指すルヴァンカップの戦いが高知の地から始まる。
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著者プロフィール

ガンバ大阪は、北摂・北河内地域をホームタウンとして活動しています。 「ガンバ」は、イタリア語で「脚」を意味する言葉で、日本語の「頑張る」にも通じています。 「チーム一丸となって勝利を目指して頑張るチーム」「どんな状況でもガンバって勝利を勝ち取るチーム」「大阪をホームタウンとし、大阪を中心とした関西ファンの声援を受けてガンバるチーム」「日本一、世界一のクラブ組織に向けてガンバるサッカークラブ」という気持ちが込められています。

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