15日に、ボートレース平和島の「G1開設70周年記念 トーキョー・ベイ・カップ」が開幕した。12Rの「トーキョー・ベイ・ドリーム」は毒島誠が先頭ゴール。「逃げることは逃げましたが、出口の押しが甘い感じがしました。それにしても元志選手が出ていますね」とレースを回顧。ぶっちぎりの展示1番時計を出し2着とした篠崎元志との間に、舟足の差を感じていることを示唆していたのが印象的だった。ちなみに、毒島誠の2日目は4R5号艇と9R3号艇となっている。

その毒島誠と対峙(たいじ)する1人が、初日2着発進とした湯川浩司(大阪出身・大阪支部45歳)【写真2枚】。2日目は4R4号艇と10R5号艇の2走である。

いつも前検日から伸び寄りの気配を見せる湯川浩司だが、今シリーズの前検タイムは6秒79で31位タイ。気配は感じなかった。
しかし、一夜明け初日11Rの展示タイムは6秒64。同レースでの1番時計をマークし、存在感を示していた。

そして本番レース、3コースからコンマ12のトップスタートを決めると内側艇にプレッシャーを与えながらまくり差しを繰り出し、2着入着を果たしている。

湯川浩司の2日目は2走ともダッシュ戦が濃厚。その展示タイムを参考に、予想の幅を広げたいものだ。