【BOATRACE】好バランスの足で平本真之が得点率5位から上へ 常滑トコタンキング決定戦
3日目を振り返ると雨の中、終日北東からの追い風コンディション。風速は6Rのみ2メートルだったが、ほかは1メートルの微風で静水面だった。決まり手は逃げがなんと11本、まくり差しが1本で1コースが幅を利かせた。配当面も人気サイドでの決着が多く、2Rの3連単3680円が3日目の最高配当だった。
3日目唯一、3コースからまくり差しを決めたのが羽野直也(福岡出身・福岡支部29歳)【写真下】。「同じ調整でも2日目の方が良かったし、日によって体感は少し違うけれど、いいと思います」と4戦3勝、3着1本の成績で得点率9.00の2位につけている。「水準以上はあると思うので、モーター(2連対率36.5%)を考えると、この辺かなと思っています」と語る。4日目は3R4枠、12R6枠と枠番条件は厳しいが、逆転トップを狙って虎視眈々(たんたん)だ。
得点率5位タイの7.50には地元の平本真之(愛知出身・愛知支部40歳)【冒頭の写真】と、井口佳典、瓜生正義の銘柄クラス3人が並んでいる。3日目の11Rを1コースから逃げ切った平本は「西村(拓也)選手がツケマイにきてくれたので逃げやすかったですね」と振り返り、「バランスが取れているし、いい部類だと思っています」と2連対率36.9%の6号機をモーター勝率以上に引き出している。
それでも平本は「3日目は湿気の分だけズレていました。ターンの出口がきてくれれば、好きな感じになるんですけどね」と貪欲な一面も披露した。4日目は2R4枠と10R5枠から準優の好枠取りに燃えている。
馬場は「今節は行き足が良くなかったけれど、プロペラ調整をして少し改善されました」と人気に応えてホッとした表情。「3日目に関しては乗りやすさがありましたが、僕自身、最近はプロペラが分かってないので…」と胸の内を明かした。最後は「何とか4日目につながったので勝負駆けを成功させたいです」と前を向いてた。予選ラスト走は8R5枠から、準優18ピットへのサバイバルだ。
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