【BOATRACE】G1尼崎センプルカップ 昨年MVPの毒島誠が大会2回目Vに王手!

BOATRACE
チーム・協会

【(C)BOATRAC】

 ボートレース尼崎の「G1尼崎センプルカップ 開設72周年記念」(優勝賞金1200万円)は7日、開催5日目の準優勝戦を終了。準優は緩めの追い風が吹き、結果的に3個レースとも厳しいスタート合戦になった。

 準優12Rは予選トップ通過の毒島誠(群馬出身・群馬支部41歳)【冒頭の写真】が全艇0台のタイミングでそろう中、しっかりと逃げ切り。2014年以来となる当地周年2回目の制覇へ王手をかけた。「スタートはしびれましたね。でも外に出られる感じはなく、先に回れるな、と。足はすごくいいんです。乗り心地は満足できないですけどね」。ファイナルも平常心で臨み、昨年のMVPにふさわしい晴れ姿で飾るか。

 準優11Rは波乱の決着になった。勝ったのは丸野一樹(京都出身・滋賀支部33歳)【写真下】だ。1246/35の4対2スタイルでスタート。5コースカド山田哲也が得意のスタート攻勢でまくり、2マークも先取りかと思われたが、外に開いた丸野が豪快な差しハンドルで先頭へ。決まり手は「抜き」だった。丸野は「2マークいいところがあればと思っていました。最高の展開でした。気圧も高くて回転がしっかり上がって、いい調整ができました。スタートは行けていないのが現状ですが、5日間の中では一番いい仕上がり」と道中競りに耐えられる雰囲気を漂わせた。

【(C)BOATRACE】

 準優10Rは渡邉和将が逃げ切り勝ち。通算1000勝を達成した。「展示タイムが出ていたのでいいのかな、と。気圧の影響で準優はターンの押しがありました」。2着に入ったのは桐生順平。桐生はここまでコンディションに惑わされ、着を落とす場面もあったが、準優はしっかり道中競り勝ち。「足は中堅ですね。ただコーナーのグリップは良かった」。桐生の生命線ともいえる回り足は万全。優勝戦は大外枠でも見せ場をつくれそうだ。

<尼崎 最終日 12R 優勝戦>
1枠 毒島  誠(群馬・群馬)G1戦16V
2枠 渡邉 和将(岡山・岡山)G1戦 2V
3枠 丸野 一樹(京都・滋賀)G1戦 8V
4枠 山本 寛久(岡山・岡山)G1戦 2V
5枠 山田 哲也(千葉・東京)G1戦 2V
6枠 桐生 順平(福島・埼玉)G1戦18V
※()内は出身・支部の順

 毒島誠は多少スタートをアジャストしても伸び返す余裕満点の仕上がり。大会2回目の優勝を飾りそうだ。相手候補1番手には、あえて大外の桐生順平を挙げたい。枠なり進入で山田哲也が猛攻を仕掛けそう。この展開も味方して混戦を突ける。道中の立ち回りもさすがにロスがない。

上記のレース配信はBOATRACE公式映像配信サービス「BOATCAST」で配信中。
全レースの映像をいつでもどこでも視聴することができる。
その他レーサー関連のコンテンツや、毎日のNEWS配信など豊富なラインナップを楽しむことも可能だ。
BOATCASTは【↓に記載の関連リンク】からアクセスできる。BOATCASTでレースをさらに楽しもう。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

BOATRACEオフィシャルウェブは、ボートレースに関する数多くのお役立ち情報を提供しているポータルサイトです。 レースの開催日程をはじめ、速報性のあるNEWS情報、初心者にも分かりやすいボートレースの楽しみ方、 過去の記録をまとめたデータ集など初心者~既にファンの皆様までどなたにも活用していただけるウェブサイトとなっております。

新着記事

スポーツナビからのお知らせ

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント