【BOATRACE】G1尼崎センプルカップ 連日レース内容いい毒島誠が予選トップの準優

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 ボートレース尼崎の「G1尼崎センプルカップ 開設72周年記念」(優勝賞金1200万円)は6日、予選の4日間を終了。この4日目は、なんと12個のレース全てが逃げ切り決着だった。スタート展示ではやや追いや向かいの風が混じり、スタートの難易度を高めたが、レース本番の風は緩く、穏やかな水面で開催された。

 そんな中で毒島誠(群馬出身・群馬支部41歳)【冒頭の写真】が4日目7Rでは4コースからコンマ09のトップスタートを決め、グリップの利いた差しハンドルで最内を突き2着。3勝、2着1本、3着2本のオール3連対で予選トップ通過を決めた。

 毒島は「3日目の方が良かったですね。合えば出足と行き足がいい。スタートは怖いですね」との感想。もちろん準優勝戦は12R1号艇。あと2回逃げ切れば、2014年に自身の周年初制覇となった尼崎の地で、10大会ぶり2回目の頂点が見えてくる。

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 予選で着実にリズムを上げてきたのが、松田祐季(福井出身・福井支部38歳)【写真上】。初日こそ5着だったが、2日目からオール2連対と尻上がりの気配、4日目7Rでは毒島相手に逃げ切った。「展示と真逆の風が吹いてスタートが怖かったです。毒島誠さんが追ってきてヒヤヒヤしました。伸びは特にないです。もう少し乗り心地が欲しいかな、という感じ。整備してから良くなっています」と出足系統に重きを置いた仕上がり。準優勝戦は10R2号艇だ。

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 佐々木康幸(静岡出身・静岡支部51歳)【写真上】もリズムアップで、4日目1Rを逃げ切り、後半10Rは2コースから1コースの上田龍星をまくろうかという行き足。差し届かず2着だったが、スリットラインの加速感がいい。「乗り心地はう~んという感じですね。プロペラをいろいろ試しているので行き足が変わってスタートが難しい」と課題を挙げた。準優勝戦は11R2号艇となった。

 準優勝戦ベスト18のメンバーは次のとおり。

<尼崎 5日目 準優勝戦 10R>
1枠 渡邉 和将(岡山・岡山)
2枠 松田 祐季(福井・福井)
3枠 桐生 順平(福島・埼玉)
4枠 土屋 智則(群馬・群馬)
5枠 山田 祐也(高知・徳島)
6枠 木下 翔太(大阪・大阪)
※()内は出身・支部の順

 イン渡邉和将VSセンターラインの構図。今節の渡邉はスタートの切れ味が鋭く、先マイは必至。敗れるとすればターンが流れ、差される展開だろう。逃げ切りを本線に考えたい。

<尼崎 5日目 準優勝戦 11R>
1枠 吉田 俊彦(兵庫・兵庫)
2枠 佐々木康幸(静岡・瀬岡)
3枠 山田 哲也(千葉・東京)
4枠 丸野 一樹(京都・滋賀)
5枠 萩原 秀人(福井・福井)
6枠 松井  繁(大阪・大阪)

 松井繁が前付けに動く。進入は126/345か。吉田俊彦はやや深めの進入かもしれないが、節一パワーに陰りはなく、スリットラインから伸び返す力強さ。2コース佐々木康幸が壁になるのも好都合。この内両立が本線。押さえは、山田哲也の攻めに乗れる丸野一樹絡み。

<尼崎 5日目 準優勝戦 12R>
1枠 毒島  誠(群馬・群馬)
2枠 山本 寛久(岡山・岡山)
3枠 河合 佑樹(静岡・静岡)
4枠 河村  了(愛知・愛知)
5枠 篠崎 元志(福岡・福岡)
6枠 永井 彪也(東京・東京)

 レースぶりが輝いている毒島誠に隙はなく、1コース速攻で順当そう。相手は大混戦だが、山本寛久・河合佑樹と内枠勢が追撃しそう。

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