【BOATRACE】予選トップの末永和也と平本真之、山田康二が準優1号艇 G1唐津周年

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 ボートレース唐津の「G1全日本王者決定戦 開設71周年記念」(優勝賞金1200万円)は3月1日、10R~12Rで準優勝戦が行われる。

 大混戦になった予選トップ争いは7.67の得点率で地元の末永和也(佐賀出身・佐賀支部26歳)【冒頭の写真】と平本真之の2人が並び、上位着順差で末永がトップとなり、平本は悔しい2位。3位には地元の山田康二が踏ん張り、この3人が準優勝戦の1号艇を確保した。

 準優ボーダーは下降し、得点率5.83の豊田健士郎が18番目に滑り込み、地元の常住蓮が悔しい次点。エース機で期待された新開航も勝負駆け成功ならず、19位タイで予選落ちを喫してしまった。なお、井口佳典は病気のため、西山貴浩は負傷のため帰郷。5日目から前原大道と原田雄次が追加参戦する。

 準優勝戦の組み合わせとメンバーは次のとおり。

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<唐津 5日目 10R 準優勝戦>
1枠 山田 康二(佐賀・佐賀)
2枠 福来  剛(東京・東京)
3枠 山口  剛(広島・広島)
4枠 大峯  豊(山口・山口)
5枠 船岡洋一郎(広島・広島)
6枠 山崎  郡(大阪・大阪)
※()内は出身・支部の順

 地元で2回のG1戦制覇歴がある山田康二(佐賀出身・佐賀支部37歳)【写真上】は出足を中心にパワーも納得の仕上がり。2号艇の福来剛はF2とは思えないほどスタートが決まっており(ゼロ台が3回)、中へこみの心配もない。山田の優出一番乗りは順当なところか。不気味な存在は大峯豊。時折、ピット離れ仕様に調整して内コースを奪取することがある。1コースは無理でも2コースあたりに入るシーンは頭に入れておきたい。

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<唐津 5日目 11R 準優勝戦>
1枠 平本 真之(愛知・愛知)
2枠 定松 勇樹(福岡・佐賀)
3枠 吉田 裕平(愛知・愛知)
4枠 上野真之介(佐賀・佐賀)
5枠 佐藤  翼(埼玉・埼玉)
6枠 海野康志郎(山口・山口)

 準優勝戦の中で最も波乱の要素があるのがここ11R。平本真之(愛知出身・愛知支部40歳)【写真上】の1コース戦なのだが、6号艇の海野康志郎がかなり高い確率で前付けに動く展開。定松勇樹や吉田裕平が海野を入れるかどうかは微妙だが、少なくとも平本は深い起こしを強いられそう。いいカドになった時の上野真之介や展開が向きそうな佐藤翼あたりが怖い。

<唐津 5日目 12R 準優勝戦>
1枠 末永 和也(佐賀・佐賀)
2枠 瓜生 正義(福岡・福岡)
3枠 関  浩哉(群馬・群馬)
4枠 桑原  悠(長崎・長崎)
5枠 馬場 貴也(京都・滋賀)
6枠 豊田健士郎(三重・三重)

 充実パワーで予選トップ通過を果たし、ここで1着なら優勝戦の1号艇が手に入る末永和也の軸は堅そう。進入を乱す相手も不在で、あとは自分との戦いになりそう。もっともパワー面では未勝利とはいえ関浩哉が強敵。さらに馬場貴也も得意のまくり差しを繰り出せる奇数コースとあって外枠でも侮れない存在だ。

 なお、選考期間が4月いっぱいの7月徳山SGオーシャンカップへの勝負駆けという視点でみると、グランプリ優出で優先出場権がある馬場貴也と関浩哉以外にも佐藤翼、上野真之介、瓜生正義、山口剛は安全圏。残る12人が勝負駆けになるわけだが、徳山が地元の山口勢2人、大峯豊と海野康志郎が気合の面でも上回りそう。そういう意味でもこの2人は進入から注目したい。

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