99回目を迎える古馬の中距離、伝統の一戦。GI大阪杯はもちろん、ここからドバイを目指す馬もおり、今年もハイレベルなメンバーが揃った。
　出走予定16頭の中から、JRA-VANの予想印ランキング上位馬（2月27日23時50分時点）をご紹介！
※予想印ランキング……JRA-VANユーザの◎数をランキングで表示

・シックスペンス（牡4＝美浦・国枝栄厩舎）7213pt
昨年秋は3歳ながら古馬を撃破しGII毎日王冠を勝利。だが、続くGIマイルチャンピオンシップは蹄の炎症で回避となり、ここは仕切り直しの一戦。大きな飛躍が期待される4歳馬の1頭だ。

・ソウルラッシュ（牡7＝栗東・池江泰寿厩舎）5122pt
昨秋のマイルチャンピオンシップで待望のGI初制覇。24年のJRA最優秀マイラーにも選ばれた。目標とするドバイターフへ向け、初の1800mでどのような競馬を見せるのか注目。

・エコロヴァルツ（牡4＝栗東・牧浦充徳厩舎）3219pt
昨年のクラシック三冠レースでは結果こそ出なかったものの、昨年12月の前走、今回と同じ中山1800m芝のディセンバーSで鮮やかな勝利。ここで初重賞Vを狙う。

・アルナシーム（牡6＝栗東・橋口慎介厩舎）2825pt
昨夏のGIII中京記念、年明けのGIII中山金杯と中距離の重賞で2勝を挙げる実力馬。このメンバーに入っても上位でやれる1頭だ。

・マテンロウスカイ（せん6＝栗東・松永幹夫厩舎）2418pt
昨年の勝ち馬。その後は勝ち鞍こそないが、昨秋のGI天皇賞（秋）がドウデュースから0秒3差の5着。前走のGIII東京新聞杯も0秒3差5着と善戦している。

　GI高松宮記念（3月30日、中京競馬場1200m芝）に向けた前哨戦。春のスプリント王者候補へ名乗りを挙げるのはどの馬か。
　出走予定15頭の中から、JRA-VANの予想印ランキング上位馬（2月27日23時50分時点）をご紹介！

・ママコチャ（牝6＝栗東・池江泰寿厩舎）4152pt
2023年GIスプリンターズSの勝ち馬。その後は5戦して2着が1回と思わぬ苦戦続きだが、それでも昨年のスプリンターズSは0秒1差4着と力の衰えは感じられない。得意の1200mで前進を。

・ステーホルダー（牡5＝美浦・斎藤誠厩舎）3038pt
昨年春から着実に力をつけてきたハービンジャー産駒。ここ4戦3勝、前走・前々走と連勝でオープンクラスに昇級した。初の重賞挑戦でどこまでやれるか。

・ウインモナーク（牡6＝美浦・奥平雅士厩舎）2395pt
オープン昇級後のここ2戦が3、2着の好走。重賞は3歳時のGIII葵S4着以来となるが、今の充実具合なら上位を賑わすことも可能か。