<NZオープン>木下稜介が2日連続「66」通算10アンダーでトップ10キープ

日本ゴルフツアー機構 (JGTO)
チーム・協会

【初日6位のの比嘉(右)と共に上位キープです】

豪州とアジア共催・JGTOパートナーシップ大会「ニュージーランドオープン Presented by Sky Sport」

■2月27日ー3月2日 ミルブルックリゾート(NZ)▼28日・大会2日目

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同伴の歴代賞金王につられて上位進出に成功した。
JGTO枠として20人が出場する豪州とアジア共催の「ニュージーランドオープン Presented by Sky Sport」で、プロ13年目の木下稜介(きのした・りょうすけ)が、ボギーなしの「66」をマーク。

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5バーディのうち、3つは上りホールに集中した。
7、8番で立て続けに2.5メートルを決めると、最後9番も3メートル弱を沈めて3連続バーディで締めくくり、通算10アンダーでフィニッシュ。

本当に伸ばしておきたいパー5がひとつも獲れなかったことには反省だが、2日連続の5アンダーで順位も上昇。
「試合勘がないのですごい緊張はあったんですけど、2日間いいプレーができています」と、納得した。

アマチュアとペアになり、4人1組でスコアを競うフォーマットで、この予選2日間は22年賞金王の比嘉一貴(ひが・かずき)とラウンドした。

「ほんとに一貴が良いプレーをしていたので、僕もつられてよくなった」と、初日6位の好発進に追随。

「きょうは最後僕のバーディで勝ちましたけど(比嘉は通算8アンダーで終了)、安定感とか、体は小さいですけど飛ぶしさすが賞金王のプレーを見せてもらった」と、共に好位置をキープして決勝へ。

本大会で今季の初戦を迎えるまでの約2か月間は、とにかく体力強化に特化してきた。

昨季は、5月のミズノオープンで3年ぶりに通算3勝目を飾り、秋以降も「日本オープン」で今平と死闘を演じるなど活躍したがその後、股関節をひどく痛めるなどして賞金ランキングは6位に。

悲願の賞金王には届かなかった。

今オフは、まずは戦い続ける体作りと同時に、飛距離アップも課題。

「海外に行くと海外選手は僕のボールをキャリーで超える。280以上のバンカーを超すようにならないとなかなか厳しい…」と、鍛えに鍛えてたちまち4キロ増やして現状体重80キロ。

本人としては、成果を実感しているのに、本大会で昨年ぶりに会ったキャディさんはまったく気づいてくれなかった時のさみしさ…。

「けっこう頑張っているんですけどちょっとショック…」。
帰国後の筋トレにさらに拍車をかける、それもひとつのきっかけにする。

ギリギリまで悩んで投入した新ドライバーも一定の成果は感じるが、「もう少し調整は必要です。クラブも、試合をしながら調整ができるのでいい感じ」と、せっかくここまで来てタダでは帰らない。
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