【BOATRACE】初代スピードクイーンは平高奈菜! 4年2カ月ぶり賞金女王復権 浜名湖

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 ボートレース浜名湖の「PG1第1回スピードクイーンメモリアル」は24日、最終日を迎えて優勝戦が行われた。12Rの優勝戦は北西からの右横風4メートル、晴天のコンディションだった。

 ピット離れで多少の優劣はあったものの、進入はスタート展示どおり折り合いのついた枠なり3対3。1マークは1コースから逃げ態勢を築こうとした平高奈菜(愛媛出身・香川支部37歳)【写真3枚】に対して、スタートでは最もへこんでいた2コースの川井萌が果敢に握りマイ。まくり勝負を試みたが、平高がガッチリ受け止めて独走態勢を築いた。

 2~3着争いは、3コースの山川美由紀が内側2艇の動きを見極め、すぐさま差しに切り替えてバックストレッチへ。川井萌が道中も握りマイで激しく迫ったが、2周2マークで風にあおられて転覆(選手責任)。山川が2着、4番手を追走していた川野芽唯が3着に浮上した。3連単は1-3-4で1260円の4番人気。

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 優勝した平高は「本番の仕上がりはボチボチでした」と話し、「最終日は途中の試運転はすごく仕上がっていました。神里(琴音)さんとか川野(芽唯)さんと足合わせをしても分が良かったくらいです。優勝戦は悪くはないけれど、う~んという感じ。試運転がベストでしたね」と振り返った。

 ゴールした瞬間については「緊張しすぎてホッとしたし、頭が真っ白で優勝した実感がなかったです」と吐露。「初代女王っていうのはすごいのでラッキーです。でも、気持ちの整理はついていないですね」と、しばらくは興奮が冷めやらない様子だった。

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 2024年はA2級に降格するなど、思うような活躍ができなかった平高。それでも今大会を優勝することができて「弟子(山田理央)に1個もいいところを見せられていなかったから、弟子がついていこうと思えるところを見せられて良かったなと思います」と胸を張った。

 平高は通算35回目の優勝、G1は2020年大みそかの第9回クイーンズクライマックス(浜名湖)以来、4年2カ月ぶり2回目の美酒を味わった。優勝賞金1300万円を獲得し、今年序盤の女子賞金レースでは2033万円で大きなリードのトップとなり、賞金女王復権の様相。

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