久保は途中交代、レアル・ソシエダはFCミッティランに5−2で勝利
ヨーロッパリーグベスト16進出決定!
日曜日のリーグ戦レアル・ベティス戦で出番のなかった久保は先発復帰。序盤から起点となり、バレネチェアへのパスで好奇を演出する。そしてキックオフからわずか5分、思わぬ形でラ・レアルが先制する。主将マック・ベッツがバックパス処理時に滑ってしまい転倒。相手のミスの見逃さなかったブライス・メンデスがボールを奪い、無人のゴールへシュートを流し込む。
先制点の勢いそのままに攻め込むラ・レアルはミッティランを押し込み、多くのシュートを浴びせる。18分には流れるような連携からバレネチェアの折り返しをスチッチが決めリードを広げる。このままラ・レアルがホームで得点を重ねるかに思われたが、24分のブクサのPKにより流れが一変する。また、スビメンディの不在からか中盤での攻撃の組み立てにも苦慮し、ついに38分にオソリオに同点弾を許してしまう。
勝利を確実なものにするべくピッチに戻ってきたイレブン。しかし、立ち上がり直後のプレーでリードの立役者スチッチが負傷により交代を余儀なくされる。67分に久保が退いた直後、ダニ・シルバの振り上げた足がスベルディアの腹部を直撃。このプレーで同選手は一発退場となり、ラ・レアルが数的有利を得る。さらに73分にはオヤルサバルがジュニーニョに倒され自ら得たPKを決め勝利を大きく手繰り寄せた。
残された時間をコントールし、次ラウンドへの扉に手をかけたラ・レアル。この日の勝利に花を添えたのは終盤に途中出場したザハリャンとオスカルソンのコンビ。左サイドからのロシア代表のクロスを中央で合わせたオスカルソン。9番の得点に沸くレアレ・アレナ。終わってみれば今季公式戦最多得点タイとなる5点を決め試合を締めた。
ホームでの連戦となる次戦は23日、レガネスと対戦する。
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