【フェブラリーS×過去データ分析】ふたつの東京ダートG3の内容に注目!
根岸S組の好走は前走1、2着馬のみ
上記3レースのうち、もっとも明確な傾向が出ているのが前走根岸S組だ。表1のとおり、この組は、根岸Sで1~2着および上がり1~5位を記録していることがフェブラリーS好走の必須条件と言っていい。
前走チャンピオンズC出走馬は若い馬ほど有望
前走プロキオンSで先行して勝ち切った馬
前走地方戦なら距離延長馬
前年の武蔵野S1~5着馬は要注目
【結論】
エンペラーワケアとコスタノヴァはデータも申し分ない
前走根岸S組は、そこで1~2着に入り、上がり1~5位を記録しておくことが必須。今年該当するのは根岸S1着、上がり2位のコスタノヴァである。
前走チャンピオンズC組は、フェブラリーS出走時4歳ならオール好走というデータがあるが、今年は該当馬なし。また、5歳のセラフィックコールは除外対象となっている。ほかに6歳以上が4頭おり、昨年1着のペプチドナイル、2着のガイアフォースも含まれる。該当馬は苦戦のデータを覆し、2年連続好走を果たせるか。
前走プロキオンS組は、そこで4角1~3番手から1着だった馬の好走率が高く、今年逃げ切ったサンデーファンデーはこの条件に合致。そのほか、4角6番手から2着のサンライズジパングより、4角3番手から3着のドゥラエレーデのほうがデータには沿っている。
前走地方戦の場合、前走1着だと好走例がなく、距離延長が悪くない成績だった。今年の登録馬では、前走兵庫ゴールドT(1400m)で2着のサンライズホークと12着のヘリオスがこのパターンに該当する。ただし、除外対象の前者はかきつばた賞に出走予定と報じられ、後者は過去10年で好走例がない地方所属馬である。
前年の武蔵野S出走馬は、そこで1~5着に入るか、上がり1~5位を記録していると有望で、エンペラーワケアは1着、上がり5位で文句なし。4着のペイシャエスと5着のサンライズホークもいるが、両馬とも除外対象となっている。
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