徳山・中国地区選手権は優勝戦へ 山口剛が「思い切った整備考える」
全国各地で開催されてきた地区選手権競走は終盤に入った。きょう12日現在の状況は次のとおりだ。
近畿地区選手権(三国) 優勝 稲田浩二
東海地区選手権(津) 優勝 井口佳典
四国地区選手権(丸亀) 優勝 島村隆幸
中国地区選手権(徳山) 13日優勝戦
関東地区選手権(戸田) 13日準優勝戦
九州地区選手権(大村) 13日予選最終日
あす13日、優勝戦を迎える徳山の優出メンバーと機力評価は次のとおり。(カッコ内は通算のG1タイトル数)
1号艇 渡邉 和将(V1) 全体的にバランス取れた上位級
2号艇 吉田 拡郎(V5) スリット後追いつく感じで伸び型
3号艇 山口 剛(V12) 出足だけいい状態であとは普通以下
4号艇 實森 美祐(V0) 出足に特徴があり競ると強い状態
5号艇 船岡洋一郎(V1) 舟足は良化傾向で全体的に底上げ
6号艇 平尾 崇典(V5) 本体整備によって良化はしている
「(準優は)展示気配が最悪でした。でもボートレースって分からないですね…」とは、フライング艇(藤原碧生)の出た準優12Rで、3コースからまくり差しを決め勝利した山口剛(広島出身・広島支部42歳)【写真2枚】のことば。
「1周1マークの舟の返りとかはスピード感があっていいんですが、舟足は全体的に上位と差。行き足から伸びがこないと攻めあぐねることになりかねません。ましてや、優勝戦はドリーム戦(初日)と同じように吉田拡郎選手が2号艇。(吉田選手は伸び型なので)あのドリーム戦の二の舞(6着敗退)は避けたいです」と悪いレースイメージを開陳しつつ、「優勝しか意味がないので思い切った整備をします」と明言してみせた山口剛。中国地区選手権優勝戦は、展示タイムや1周タイムなどに注目し予想を組み立てたい。
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