【BOATRACE】過酷な天候乗り越え津・東海地区選は準優 3走2勝の井口佳典がトップ1枠

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 ボートレース津の「第70回東海地区選手権競走」(優勝賞金630万円)は8日、強風による荒天のため3R以降は中止・打ち切りとなった。なお、9日は10・11・12Rで準優勝戦が実施され、10日の最終日には優勝戦が争われる。

 予選最終日となった8日は西からの向かい風7メートルで1Rが開始。安定板が装着されレースは2周、周回展示は1周で始まった。1Rを1コースから逃げ切った地元の平田健之介は「1マークは全然大丈夫ですけど、起こす時や2マークが…、ですね」と苦笑い。

 4走しての仕上がりについて平田は「2日目、3日目を走ってみてターンの出口から直線にかけてはいいと思います。今も坪井(康晴)さんより前へ出ましたから」と振り返った。この1着で得点率は6.00まで上昇して最終的には17位まで押し上げた。「地元なんで気合が入っています」と予選突破を喜んだ。準優は11R6枠だ。

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 続く2Rは4コースの川井萌がカドからまくったところを5コースの河合佑樹(静岡出身・静岡支部37歳)【写真上】がシャープなまくり差し。ダッシュ勢3艇で決着して3連単は2万円台の万舟券が飛び出した。河合は「抜けていたので慎重に回れましたけど、競っていたら怖いですね」と過酷な水面コンディションを吐露。「体感は合ってきているような気がします。ただ、競ったりするといい人はもっといい足してますね」と振り返った。

 河合は初日11Rで待機行動違反によるマイナス7点を取られていたが、この勝利で得点率は7.25の10位まで巻き返した。河合にとって、当地は通算11優出4Vのドル箱水面。「津は好きですし、得意です」との言葉どおり、4戦3勝、3着1回で予選を突破した。準優10Rは4枠でエントリーしている。

 8日の3R以降はレーサーの安全確保のため中止、3日目は打ち切りとなった。これにて予選は終了。3日目2Rまでの得点率を計算して準優18ピットが決定した。準優18人の県別の内訳は、静岡支部と愛知支部が7人ずつ。三重支部は4人、そのうち3人が準優12Rに集中した。地元の総大将・井口佳典が1・3・1着の3走でトップ通過を果たし、準優12Rの1枠。磯部誠、笠原亮も準優の絶好枠をゲットした。女子レーサーは三浦永理、大瀧明日香、高田ひかるの3人が準優に乗った。

<津 4日目 10R 準優勝戦>
1枠 笠原  亮(静岡・静岡)
2枠 赤岩 善生(愛知・愛知)
3枠 重野 哲之(静岡・静岡)
4枠 河合 佑樹(静岡・静岡)
5枠 中山 雄太(愛知・愛知)
6枠 大瀧明日香(静岡・愛知)
※()内は出身・支部の順

<津 4日目 11R 準優勝戦>
1枠 磯部  誠(愛知・愛知)
2枠 北川 潤二(愛知・愛知)
3枠 三浦 永理(静岡・静岡)
4枠 坪井 康晴(静岡・静岡)
5枠 柳沢  一(愛知・愛知)
6枠 平田健之佑(三重・三重)

<津 4日目 12R 準優勝戦>
1枠 井口 佳典(三重・三重)
2枠 平本 真之(愛知・愛知)
3枠 新田 雄史(三重・三重)
4枠 菊地 孝平(岩手・静岡)
5枠 横澤 剛治(静岡・静岡)
6枠 高田ひかる(三重・三重)

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