久保は78分間出場、レアル・ソシエダはオサスナに2−1で敗れる
【©︎RealSociedad】
オスカルソンが2戦連発も反撃の狼煙は遅く
ラ・リーガ第22節、ラ・レアル(レアル・ソシエダの愛称)は敵地エル・サダルでオサスナとの一戦に臨んだ。日本では牛追い祭りで有名なパンプローナはフランシスコ・シャビエル(日本ではザビエルとして知られる)の出生地ナバラ州の州都。サン・セバスティアンから車で1時間という距離にあることもあり、多くのラ・レアルサポーターが駆けつけた。共に国王杯でベスト8に勝ち進み、木曜日にはレアレ・アレナでの決戦を迎える両チームにとって”前哨戦”となった。
かつてマジョルカで久保を指揮したビセンテ・モレノ監督率いるオサスナはここ9試合リーグ戦で勝ちがなくで6分3敗と低迷、一方のラ・レアルは木曜日のヨーロッパリーグPAOK戦では勝利を上げたが、公式戦ここ5試合で4敗しておりオサスナ同様苦しい状況が続く。来季の欧州カップ戦出場をかけた熾烈な戦いが続くリーグ戦で順位表の中位に留まる2チームが浮上のきっかけを探る。オヤルサバルと共に先発復帰を果たした久保は定位置の右サイドで先発した。
互いに激しくプレスをかけ目まぐるしく攻守が入れ替わる序盤、久保には対峙するフアン・クルスがぴったりとマークにつき自由を与えない。最初のチャンスは13分、オヤルサバルの折り返しに中央に詰めていたオラサガスティが僅かにボールに触れるが、そのままボールは無人のゴールの前を横切っていく。その直後のプレーでバレネチェアがエリア内で顔をはたかれ倒れるが主審はノーファウルの判定。29分にはエリア内でフリーとなったオヤルサバルが左足を強振。シュートはファーサイドでパスを要求していた久保の前をすり抜けてゴールの右へ。
かつてマジョルカで久保を指揮したビセンテ・モレノ監督率いるオサスナはここ9試合リーグ戦で勝ちがなくで6分3敗と低迷、一方のラ・レアルは木曜日のヨーロッパリーグPAOK戦では勝利を上げたが、公式戦ここ5試合で4敗しておりオサスナ同様苦しい状況が続く。来季の欧州カップ戦出場をかけた熾烈な戦いが続くリーグ戦で順位表の中位に留まる2チームが浮上のきっかけを探る。オヤルサバルと共に先発復帰を果たした久保は定位置の右サイドで先発した。
互いに激しくプレスをかけ目まぐるしく攻守が入れ替わる序盤、久保には対峙するフアン・クルスがぴったりとマークにつき自由を与えない。最初のチャンスは13分、オヤルサバルの折り返しに中央に詰めていたオラサガスティが僅かにボールに触れるが、そのままボールは無人のゴールの前を横切っていく。その直後のプレーでバレネチェアがエリア内で顔をはたかれ倒れるが主審はノーファウルの判定。29分にはエリア内でフリーとなったオヤルサバルが左足を強振。シュートはファーサイドでパスを要求していた久保の前をすり抜けてゴールの右へ。
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34分に試合が動く。中途半端となったクリアを拾い、アイマールのスルーパスを受けたブディミルがニアアイドに放った鋭いシュートはレミロの脇を抜けネットを揺らした。先制点を挙げたオサスナは強固な守備から、チーム得点王ブディミルとアイマールを中心にカウンターでさらなる得点を目指す。前半終了間際にはスチッチからのフリーで受けた久保が好機を迎えるが、選択したパスは相手DFにクリアされてしまう。ラ・レアルに得点はなく、1−0で後半へ。
後半立ち上がりから攻勢を仕掛けるラ・レアルはハビ・ロペスからのラーナー性のクロスから久保がシュートを放つが、オサスナGKセルヒオ・エレラにブロックされてしまう。66分に交代出場したオスカルソンは、DFラインの裏に抜け出し、スチッチの浮き球のパスからシュートを放つなど、2得点をあげた先日の試合から好調さを見せる。しかしこのラ・レアルに傾きかけた流れを断ち切ったのはオサスナのエース、ブディミル。ルベン・ガルシアの右サイドからのクロスをフリーで待ち構えたクロアチア代表が頭で叩き込みリードを広げる。
78分にはアリツ、ベッカーそして長期離脱から復帰し今季初出場となるザハリャンがピッチへ。久保はベンチへと退いた。メンバー交代後も決定機が訪れないまま迎えた終了間際の94分、ベッカーのクロスからオスカルソンが合わせ、一矢報いる。ゴールは奪ったものの、同点に追いつくための時間はなく、2−1で試合終了のホイッスルが吹かれた。次戦は6日、国王杯準決勝進出をかけホームでオサスナとの一発勝負に臨む。
後半立ち上がりから攻勢を仕掛けるラ・レアルはハビ・ロペスからのラーナー性のクロスから久保がシュートを放つが、オサスナGKセルヒオ・エレラにブロックされてしまう。66分に交代出場したオスカルソンは、DFラインの裏に抜け出し、スチッチの浮き球のパスからシュートを放つなど、2得点をあげた先日の試合から好調さを見せる。しかしこのラ・レアルに傾きかけた流れを断ち切ったのはオサスナのエース、ブディミル。ルベン・ガルシアの右サイドからのクロスをフリーで待ち構えたクロアチア代表が頭で叩き込みリードを広げる。
78分にはアリツ、ベッカーそして長期離脱から復帰し今季初出場となるザハリャンがピッチへ。久保はベンチへと退いた。メンバー交代後も決定機が訪れないまま迎えた終了間際の94分、ベッカーのクロスからオスカルソンが合わせ、一矢報いる。ゴールは奪ったものの、同点に追いつくための時間はなく、2−1で試合終了のホイッスルが吹かれた。次戦は6日、国王杯準決勝進出をかけホームでオサスナとの一発勝負に臨む。
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