【BOATRACE】佐藤翼が逃げ圧勝で3年4カ月ぶり特別戦制覇 G2大村MB誕生祭

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 ボートレース大村(ナイター開催)の「G2 ボートレース発祥地記念 第28回モーターボート誕生祭」(優勝賞金490万円)は2月1日、最終12Rで優勝戦が行われ、1号艇で人気を集めた佐藤翼(埼玉出身・埼玉支部36歳)【冒頭の写真】が1コースからの逃げで快勝。優勝賞金490万円を手にした。特別競走は2021年10月のG1児島周年以来、3年4カ月ぶりの優勝でG2戦は初。通算では20回目、大村では2回目の優勝となった。

 強風に見舞われた今節だったが、優勝戦はほぼ無風に近い絶好の水面。進入は枠なりの3対3で折り合い、スタートはほぼ横一線ながらも内枠2人が先手。2コースの原田幸哉を絶好の壁にして佐藤翼が力強く逃げ切った。

 差した原田幸哉、握った渡邉和将、最内を差した辻栄蔵による2着争いは2マークを先に回った辻に軍配。原田は渡邉と海野康志郎を振り切って何とか3着は確保。3連単の1-4-2は1070円の4番人気だった。

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 表彰セレモニーのインタビューでは「不安しかなかった」と意外なコメントも聞かれ、先頭を走った優勝戦でも、「辻栄蔵さんが近いな」と思いながら最後まで気が抜けなかったという佐藤。前検日の1月26日が妻・土屋南(産休中)の誕生日で、「何が欲しいか聞いたら優勝と言われた」とのろけ話も披露。さらに母校の浦和実業(佐藤は野球部)が春の選抜高校野球で春夏を通じて初の甲子園出場が決まった話も披露していた。

 次走は9日に開幕する地元戸田でのG1関東地区選手権。今回の優勝で来年3月の蒲郡クラシックの出場権は手にしたが、今年3月の若松クラシックの出場権は持っていないので、優勝条件の勝負駆けに挑むことになる。若松は2021年5月のSGオールスターで準優勝(優勝は峰竜太)の実績がある得意水面でもあり、この優勝の勢いを持ち込んで出場権を奪いにいく。
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