レディースvsルーキーズ優勝戦 「冷静にできるようになった」前田紗希に十八番の4枠

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【(C)BOATRACE 前田紗希】

ボートレース徳山(モーニング開催)の「第14回ボートレースレディースvsルーキーズバトル」は2日が最終日。団体戦、個人戦それぞれの優勝が決まることになる。
団体戦は23対17でレディースが6ポイントリードしているが、最終日は「点増し競走」(10R特別選抜B戦=4ポイント・11R特別選抜A戦=8ポイント・12R優勝戦=12ポイント)があるためまったく予断を許さない状況だ。

【(C)BOATRACE】

一方、個人優勝を争う12R(下図参照)は準優の着順と予選順位によって組み合わせが決まり、奇数コースがルーキーズ、偶数コースがレディースとなった。優勝候補筆頭は1号艇の常住蓮、対抗格は2号艇の守屋美穂とみるのが一般的であろう。

【(C)BOATRACE】

そこに食い込む可能性を秘めているのが前田紗希(埼玉出身・埼玉支部31歳)【写真2枚】。今期(1月から適用)初めてA1に昇格した埼玉支部の115期生である。

【(C)BOATRACE 前田紗希】

2023年7月の住之江ヴィーナスシリーズで、眼底や鼻骨を折る大ケガを負い選手生命が危ぶまれた前田紗希だが、見事復帰。2024年5月1日から10月31日までの半年間の勝率を6.49としA1レーサーの仲間入りを果たしている。

そして、「ケガをする前と後では考え方が変わりました。以前は前のめりになり過ぎて周囲がよく見えなかったんですが、今は、熱い勝負をしながらどこか冷静でいられます。そういうところが結果につながっていると思っています」と話しているが、それが以下のデータに反映している。

【2024年5月1日~10月31日までのコース別1着率】
1コース 82.6%
2コース 28.6%
3コース 26.7%
4コース 35.3%
5コース 15.4%
6コース  0.0%

上記のとおり、4コースで圧倒的な成績を残している前田紗希に4号艇が巡ってきたのは奇遇。自身3度目の栄冠獲得に期待したい。
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