【全日本卓球】混合ダブルスは木造・安藤ペアと小野寺・枝廣ペアが決勝進出

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『全農杯 2025年全日本卓球選手権大会(ダブルスの部)』3日目を迎えた2月1日(土)、混合ダブルスの準々決勝4試合と準決勝2試合を実施し、小野寺翔平(リコー・東京)と枝廣愛(中央大・東京)のペア、木造勇人(関西卓球アカデミー・埼玉)と安藤みなみ(トップおとめピンポンズ名古屋・愛知)のペアが決勝に進出した。

準々決勝で馬渡元樹(信号器材・神奈川)と武山華子(中央大・神奈川)のペアを下した岡野俊介(朝日大・岐阜)と田村美佳(十六フィナンシャルグループ・岐阜)のペアと、中村煌和・藤田知子ペア(愛知工業大・愛知)に勝利して準々決勝を勝ち上がった木造・安藤ペアが準決勝で対決。

2ゲームを取った木造・安藤ペアはデュースにもつれ込んだ第3ゲームを奪われたが、4ゲーム目を11-6で制して決勝進出を決めた。

準決勝を終えた安藤が「今日は2試合とも苦しい試合を勝ちきって決勝進出なのでうれしいです。最後の全日本なので悔いがないように、最後までしっかりプレーしようと思って試合に臨んでいます」と話すと、木造も「安藤選手が最後(の全日本)ということで、良い形で終わりたいと思っていたので、今日を乗り越えて決勝に進めたことが何よりうれしいです。明日またがんばります」とコメントし、次のように続けている。

「最後ということにはあまりプレッシャーを感じず、負けても最後まで楽しくできたらいいなと思っていたので、それが良いプレーにつながっている気がします」
準決勝のもう1試合は、準々決勝で小林広夢(日本大・東京)と出澤杏佳(専修大・東京)のペアとの激闘を制した小野寺・枝廣ペアと、岡本翼・髙橋青葉ペア(木下アカデミー・神奈川)を退けてベスト4入りした渡部民人・小塩悠菜ペア(JOCエリートアカデミー/星槎・東京)が対戦。

第1、2ゲームを連取した小野寺・枝廣ペアは第3ゲームを逃したものの、4ゲーム目を11-3で制して勝利を収めている。

試合後、今の率直な気持ちを聞かれた枝廣は「あまりこういう舞台に立ったことがないので実感がないのですが、とてもうれしいです」と明かす。ペアを組む小野寺は「目標は優勝と思ってプレーしていたのですが、実際のところ、優勝だけを考えてしまうとプレーがかたくなってしまうので、まずは1本、1本、目先のプレーというところで、決勝進出が近づけられたのだと思います」とコメント。

また、勝因について問われると、枝廣は「小野寺選手が勝負どころでレシーブやサーブを質の良いものを出してくれたので、自分が次を待ちやすかったりしたことが良かったなと思っています」と答え、小野寺は「自分がパートナーを信頼しているという点です。大学時代は所属が同じだったのですが、今は所属が違うので、なかなか練習量が取れないところで、枝廣選手ならしっかり決めてくれるという信頼関係があるので、そこが勝因かなと思います」と力強く語った。

【日本卓球協会】

木造・安藤ペアと小野寺・枝廣ペアが対戦する混合ダブルス決勝は大会最終日となる2月2日(日)に行う予定だ。日本卓球協会が展開する動画配信サービス『卓球TV』にて全試合の模様をライブおよび見逃し配信している。

【混合ダブルス準々決勝】
岡野俊介・田村美佳 3-1 馬渡元樹・武山華子
8-11/11-5/11-8/12-10

木造勇人・安藤みなみ 3-1 中村煌和・藤田知子
11-5/11-8/6-11/11-3

小野寺翔平・枝廣愛 3-2 小林広夢・出澤杏佳
14-16/11-5/7-11/11-6/11-6

渡部民人・小塩悠菜 3-0 岡本翼・髙橋青葉
11-2/11-8/11-9

【混合ダブルス準決勝】
木造勇人・安藤みなみ 3-1 岡野俊介・田村美佳
11-6/11-9/10-12/11-6

小野寺翔平・枝廣愛 3-1 渡部民人・小塩悠菜
11-8/11-6/7-11/11-3

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