首位追撃の3連勝へ。長年のライバルをも制圧する

【©ジャパンラグビーリーグワン】

初のビジターゲームとなった第4節でも、自分たちのラグビーを展開して、連勝を飾った狭山セコムラガッツ(以下、狭山RG)。3連勝がかかる第5節では、トップイーストリーグ時代からライバルとしてしのぎを削ってきたヤクルトレビンズ戸田(以下、L戸田)と対戦する。

注目は、安定したプレーが続いているフォワード陣だ。その中でも、プロップの上野拳太郎とロックの藤井樹のプレーに期待したい。開幕から4試合連続でスタメン出場している上野は、「第3節までは、ミスで相手に流れを渡してしまうケースもありましたが、前節は我慢強く攻め続けてトライも多く取ることができたので良かったと思います」と振り返った。今節の相手は幾度となく接戦を繰り広げてきたL戸田。「いつも前評判どおりの結果にはならず、常に競ったゲームになってきた。互いの良さ、弱点も分かっているので、連勝中だからといって気を抜かずに『何が何でも勝つ』という強い気持ちで挑みたいと思います」と力を込めた。

一方の藤井は、先発した開幕戦で負傷交代となってしまったが、そのけがも癒え、前節で先発に復帰を果たしている。

「久しぶりの試合だったので、いいパフォーマンスができたかといえば、まだ足りない部分も多かった。チームの流れの中でフィットし切れていない部分も見えてきたので、そこは早く改善していきたい」

L戸田で注意したい選手に挙げたのは、ニック・イブミー。「攻撃の起点となる彼にプレッシャーを掛けて、思いどおりの動きをさせないことがポイント。ウチのディフェンスもいい状態を保てているのでしっかりと抑えたい」と意気込みを語った。

徐々にミスも少なくなり、今季のスローガン同様、『DOMINATE』(制圧する)試合が増えている。首位追撃へ、負けられない戦いは続くが、いまは攻守ともにいいバランスを保てている。連勝中の勢いそのままに、長きにわたるライバルチームから勝利をつかみ取りにいく。

(松野友克)

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